特許
J-GLOBAL ID:200903017966326790

安全線条が埋設された証券の検査方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 世良 和信
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-231607
公開番号(公開出願番号):特開平5-212996
出願日: 1985年12月20日
公開日(公表日): 1993年08月24日
要約:
【要約】【目的】 経済的にかつ工業的に大量に生産することができ、通常の方法で検査できるばかりでなく、更に安全線条の特定の基準についても検査できて、偽造者が再現するのが極めて困難であるような新規な安全線条が埋設された証券について、有効な検査方法を提供する。【構成】 証券を一定速度で、かつ前記安全線条4が搬送方向に対して直角になるような状態で検査装置に通過させ、各領域の物理的特性およびそれらの経時的変化を検出し、安全線条4の種々の領域からくる検査信号に基づいて、それらの領域の幾何学的配列を決定して所定値と比較して証券の真贋を検査することを特徴とする。
請求項(抜粋):
反射光線と透過光線のいずれによっても視覚的に確認でき、かつ機械により検出可能な特定の物理的特性を有する安全線条が内部に埋設された証券であって、前記安全線条は、その長手方向に伸びる少なくとも二つの隣接する領域に区画されており、該各領域が前記安全線条の全長に亙って延びるとともに証券の面に対して互いに並列配置され、前記各領域がそれぞれ視覚的に確認でき、かつ機械により検出可能な互いに異なる物理的特性を有しており、前記並列配置される各領域は所定の形状配列による幾何学的位置関係でもって配置されており、この所定の幾何学的位置関係は、視覚的に確認できるか、あるいは各領域の物理的特性に基づいて検出される検出信号によって証券を破壊することなく測定し得るように構成されている安全線条が埋設された証券の検査方法であって、前記証券を一定速度で、かつ前記安全線条が搬送方向に対して直角になるような状態で検査装置に通過させる工程と;前記証券の検査装置通過時に、一つ以上のセンサを使用して、前記安全線条の各領域の物理的特性およびそれらの経時的変化を検出する工程と;前記安全線条の種々の領域からくる検査信号に基づいて、それらの領域の幾何学的配列を決定して所定値と比較する工程と;からなることを特徴とする安全線条が埋設された証券の検査方法。
IPC (3件):
B42D 15/10 531 ,  B42D 15/10 501 ,  G06F 15/64

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