特許
J-GLOBAL ID:200903017969253190

ベルト式伝動装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 池田 治幸 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-185686
公開番号(公開出願番号):特開平5-010405
出願日: 1991年06月28日
公開日(公表日): 1993年01月19日
要約:
【要約】【構成】 伝動ベルトを構成するブロックの側面、およびプーリを構成するディスクの挟圧面に、それぞれショットブラスト処理を施して十点平均粗さで20μm以上の微小凹凸を形成するとともに、その微小凹凸の凸部先端をラッピングにより除去して平坦面を形成し、凹みを埋めた状態における全表面積に対してその平坦面が占める面積率(ブロック側面の平坦面面積率FRB ,ディスク挟圧面の平坦面面積率FRD )が、共に20〜50%の範囲内となるようにした。【効果】 平坦面面積率FRB およびFRD を種々変更して耐久試験を行ったところ、図13に示すように、平坦面面積率FRB ,FRD が共に20〜50%の範囲内にある場合に優れた耐摩耗性が得られるとともに試験後においても大きな摩擦係数が良好に維持される。
請求項(抜粋):
円錐形状の挟圧面が互いに対向するように配設された一対のディスクを備えたプーリを複数有するとともに、前記一対のディスクの挟圧面に接触させられる一対のテーパ状の側面が形成されたブロックが環状に多数連ねられた伝動ベルトが前記複数のプーリに巻き掛けられ、該伝動ベルトを介して該複数のプーリ間で動力を伝達するベルト式伝動装置において、前記ディスクの挟圧面および前記ブロックの側面に、それぞれ塑性変形により小さな凹みを多数形成して微小凹凸を設けるとともに、その凸部の先端を平坦面とし、且つ凹みを埋めた状態における全表面積に対して該平坦面が占める割合を20〜50%の範囲内としたことを特徴とするベルト式伝動装置。
IPC (3件):
F16H 9/18 ,  F16G 5/16 ,  F16H 55/38
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開昭60-081537
  • 特開昭60-109661
  • 特開昭62-184270

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