特許
J-GLOBAL ID:200903017969890823

生物処理槽の微生物検出方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-149886
公開番号(公開出願番号):特開平9-304390
出願日: 1996年05月20日
公開日(公表日): 1997年11月28日
要約:
【要約】【課題】 処理槽内の微生物群に対する抗体の生産に時間と労力を浪費する必要のない、抗体を用いて1回の免疫反応により微生物相を検出できる、生物処理槽の微生物検出方法を提供する。【解決手段】 汚水の浄化処理を行う生物処理槽の微生物を抗原とし、脊椎動物を介してポリクローナル抗体を生産し、ポリクローナル抗体を生物処理槽内の微生物群と特異的抗原抗体反応を行わせることにより生物処理槽内の微生物の変化を検出する微生物検出方法は、生物処理槽内の複数種の微生物の細胞体の混合物に、殺菌処理、界面活性剤による可溶化処理または熱処理を施したものを抗原として生産した抗体を利用して微生物相の変化を検出するものである。あるいは複数種の微生物の細胞体の混合物から膜画分を抽出して抗原としても良い。
請求項(抜粋):
汚水の浄化処理を行う生物処理槽中の微生物を抗原とし、前記抗原を脊椎動物の血液中に注入することによりポリクローナル抗体を生産し、前記ポリクローナル抗体を前記生物処理槽内の微生物と特異的抗原抗体反応を行わせることにより前記生物処理槽内の微生物の有無、存在量を検出する生物処理槽の微生物検出方法において、前記微生物を複数種の微生物の細胞体の混合物からなるものとし、前記微生物の細胞体の混合物に殺菌処理、界面活性剤による可溶化処理または熱処理のいずれかの処理を施したものを前記抗原として前記抗体を生産することを特徴とする生物処理槽の微生物検出方法。
IPC (4件):
G01N 33/569 ,  C02F 1/00 ,  C02F 3/00 ZAB ,  G01N 33/18
FI (4件):
G01N 33/569 B ,  C02F 1/00 V ,  C02F 3/00 ZAB Z ,  G01N 33/18 Z

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