特許
J-GLOBAL ID:200903017974191810

透過散乱型光学装置及びそれを用いた透過散乱型表示装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 泉名 謙治
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-189210
公開番号(公開出願番号):特開平5-333330
出願日: 1991年07月03日
公開日(公表日): 1993年12月17日
要約:
【要約】【目的】視角が正面方向にあり、明るい表示が可能で、製造が容易な透過散乱型光学装置を得る。【構成】透過散乱型光学装置の背後に、断面が三角形または台形等のプリズムを配置し、その側面と底面とのなす角を65°〜90°とし、かつ、その頂点近傍や上面を黒色等に着色して吸収面とする。これにより、白色(散乱部分)と黒色等の着色(透過部分)の表示がなされる。
請求項(抜粋):
外部入力に応答してその光散乱特性が変化する透過散乱型光学素子の透過散乱光学材料層の背後に、プリズムをその底面が透過散乱型光学素子の背面に密着するように配置した透過散乱型光学装置において、そのプリズムをその断面が三角形状または三角形状の頂部近傍の一部が切り欠かれた形状のプリズムとし、そのプリズムの2つの側面が底面に対してなす角Ψ1 、Ψ2 が、65°≦Ψ1 ≦90°かつ65°≦Ψ2 ≦90°であり、少なくともΨ1 、Ψ2 のいずれかは90°でない角度であり、そのプリズムの頂部近傍を吸収面としたことを特徴とする透過散乱型光学装置。

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