特許
J-GLOBAL ID:200903017979258343
副室式エンジン
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
尾仲 一宗
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-027128
公開番号(公開出願番号):特開平6-221158
出願日: 1993年01月25日
公開日(公表日): 1994年08月09日
要約:
【要約】【目的】 この副室式エンジンは、副燃焼室と主燃焼室との連絡口にスワール流減衰手段を設け、副燃焼室内でのオーバスワールを防止し、且つ主燃焼室への噴流をシリンダ内のスワール流に乗せて新気との混合を良好にする。【構成】 本発明は、連絡口9を副燃焼室中心の周方向に隔置して複数形成し、シリンダ軸に対して主燃焼室1側に形成されるスワール流の方向と逆方向に周方向斜めに形成し、副燃焼室2からの噴出流を主燃焼室1内のスワール流に順流にし、連絡口9は副燃焼室内のスワール流を減衰させるため主燃焼室1から副燃焼室2へ拡大するテーパ状通路18に形成する。副燃焼室2内ではスワール流が減衰され、オーバスワール流が発生せずシリンダヘッド5を通じて過度な熱放散が防止され、連絡口9の絞り損失が低減さる。
請求項(抜粋):
シリンダヘッド側に形成される副燃焼室、シリンダ側に形成される主燃焼室、該主燃焼室と前記副燃焼室とを連通する連絡口及び前記副燃焼室内に燃料を噴射する燃料噴射ノズルを有する副室式エンジンにおいて、前記連絡口は前記副燃焼室中心の周方向に隔置して複数形成され且つシリンダ軸に対して前記主燃焼室側に形成されるスワール流の方向と逆方向に周方向斜めに形成され且つ前記副燃焼室から前記主燃焼室への噴き出し方向が前記主燃焼室内のスワール流に順流になる方向に形成され、しかも前記連絡口は前記副燃焼室内に形成されるスワール流を減衰させるため前記主燃焼室から前記副燃焼室へ流入する空気流に対するスワール流減衰手段となる構造に形成されていることを特徴とする副室式エンジン。
IPC (2件):
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