特許
J-GLOBAL ID:200903017988067160
ブレーズド回折格子を備えた広帯域波長板とこれを用いた光ピックアップとブレーズド回折格子の製造方法
発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-363824
公開番号(公開出願番号):特開2005-128260
出願日: 2003年10月23日
公開日(公表日): 2005年05月19日
要約:
【課題】広帯域全体で位相差が確実に90°となる波長板、及びそれを用いた光ピックアップを提供することを目的とする。【解決手段】回折格子を厚みtの複屈折性を有する基板の両主面に積層してなる回折光学素子において、回折格子の波長λ1及びλ2(但し、λ1<λ2)に対する回折角を各々φ1、φ2とし、前記複屈折性を有する基板の常光屈折率をnoとし、前記複屈折性を有する基板の波長λ1及びλ2の光の進行方向に対する異常光屈折率を各々ne1'、ne2'とし、前記回折光学素子の波長λ1及びλ2に対する位相差を各々Γ1、Γ2としたとき、 Γ1=2π/λ1×(ne'1-no)×t/cosφ1 Γ2=2π/λ2×(ne'2-no)×t/cosφ2を満たすよう構成する。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
回折格子を厚みtの複屈折性を有する基板の両主面に積層してなる回折光学素子において、
前記回折格子は、基板上に断面が三角形の線状の突起を互いに相隣接するように複数個配置した構造の回折格子であって、
前記三角形の2つの斜辺を夫々斜辺Aと斜辺Bとし、
斜辺Bと底辺との交点Fから斜辺Aの延長線上に下ろした垂線の長さをt0とし、
斜辺Aと底辺との交点Eから斜辺Bの延長線上に下ろした垂線の長さをt1とし、
斜辺Aと斜辺Bとの交点Gから底辺に下ろした垂線Cの長さをdとし、
前記垂線Cと底辺との交点から前記交点Fまでの距離をP1とし、
前記垂線Cと底辺との交点から前記交点Eまでの距離をP2とし、
前記線状の突起のピッチをPとしたとき、
t0=P×sin(tan-1(d/P2))
t1=P×sin(tan-1(d/P1))
を満たし、且つ、
回折格子の波長λ1及びλ2(但し、λ1<λ2)に対する回折角を各々φ1、φ2とし、
前記複屈折性を有する基板の常光屈折率をnoとし、
前記複屈折性を有する基板の波長λ1及びλ2の光の進行方向に対する異常光屈折率を各々ne1‘、ne2’とし、
前記回折光学素子の波長λ1及びλ2に対する位相差を各々Γ1、Γ2としたとき、
Γ1=2π/λ1×(ne‘1-no)×t/cosφ1
Γ2=2π/λ2×(ne‘2-no)×t/cosφ2
を満たしていることを特徴とする回折光学素子。
IPC (4件):
G02B5/18
, G02B5/30
, G11B7/135
, G11B7/22
FI (4件):
G02B5/18
, G02B5/30
, G11B7/135 A
, G11B7/22
Fターム (15件):
2H049AA57
, 2H049AA63
, 2H049AA65
, 2H049BA07
, 2H049BA42
, 2H049BA46
, 2H049BC21
, 5D789AA05
, 5D789AA41
, 5D789CA16
, 5D789EC45
, 5D789EC47
, 5D789FA08
, 5D789JA32
, 5D789NA05
引用特許:
出願人引用 (1件)
-
位相差板及び円偏光板
公報種別:公開公報
出願番号:特願平8-228023
出願人:シャープ株式会社
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