特許
J-GLOBAL ID:200903017989314810

光ヘッド装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高橋 勇
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-299079
公開番号(公開出願番号):特開平11-134677
出願日: 1997年10月30日
公開日(公表日): 1999年05月21日
要約:
【要約】【課題】 対物レンズがシフトしてもトラック誤差信号にオフセットを生じず、かつ同一幅のランド/グルーブの位置検出が可能な光ヘッド装置を提供する。【解決手段】 光源1、回折格子3a、対物レンズ5、及び光検出器8aと、この光検出器の出力に基づいてトラック誤差信号を生成する信号処理回路とを備えている。回折格子は、光入射面が複数の領域に分割されると共に、隣接する領域間では透過光の位相が異なるように設定されている。これを、+1次回折光,0次光及び-1次回折光が光記録媒体上で同一のトラックに配置されるように制御する。回折格子は、隣接する領域間で透過光の位相がπ/2ずれるように構成する。光検出器は、回折格子を透過した+1次回折光及び-1次回折光を当該回折格子の分割された領域毎に受光する複数の受光部から構成する。信号処理回路は、複数の受光素子の出力に基づいて光記録媒体上の集光スポットがランド又はグルーブのいずれに配置されているかを判別可能な信号を生成するように構成する。
請求項(抜粋):
光源と、この光源の出力光を+1次回折光,0次光及び-1次回折光に分離する回折格子と、この回折格子の透過光を光記録媒体の情報記録面に集光する対物レンズと、前記光記録媒体からの反射光を受光する光検出器と、この光検出器の出力に基づいてトラック誤差信号を生成する信号処理回路とを備え、前記回折格子は、光入射面が複数の領域に分割されると共に、隣接する領域間では透過光の位相が異なるように設定されており、前記+1次回折光,0次光及び-1次回折光が前記光記録媒体上で同一のランド又はグルーブに配置されるように制御される光ヘッド装置において、前記回折格子を、前記隣接する領域間で透過光の位相がπ/2ずれるように構成すると共に、前記光検出器は、前記回折格子を透過した+1次回折光及び-1次回折光を当該回折格子の分割された領域毎に受光する複数の受光部から構成し、前記信号処理回路は、前記複数の受光部の出力に基づいて前記光記録媒体上の集光スポットが前記ランド又はグルーブのいずれに配置されているかを判別可能な信号を生成するように構成したことを特徴とする光ヘッド装置。
IPC (2件):
G11B 7/09 ,  G11B 7/135
FI (2件):
G11B 7/09 C ,  G11B 7/135 Z

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