特許
J-GLOBAL ID:200903017990976380

有機電界発光素子

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 吉田 研二 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-119691
公開番号(公開出願番号):特開平11-312580
出願日: 1998年04月28日
公開日(公表日): 1999年11月09日
要約:
【要約】【課題】 有機EL素子完成前に素子要素を全く酸素雰囲気に曝さないと、素子本来の初期特性が得られず、素子寿命も短くなる。【解決手段】 基板1上に、陽極2と陰極4との間に有機膜3を挟むようにして形成されて構成される素子要素が、封止用筐体で封止された有機電界発光素子であり、有機電界素子の完成前に前記素子要素を0.1〜20%の酸素雰囲気に曝す。又は該酸素雰囲気にて素子要素に通電処理を施す。これらの処理により、陽極2と陰極4との間がパーティクルによって短絡していても、該短絡部分が雰囲気中の酸素によって予め酸化され、両極間の絶縁性が修復され。該修復処理は、素子要素に封止用筐体を封止する前に酸素雰囲気に曝す又は該雰囲気で通電処理して行う。或いは封止空間内の封入ガス中に酸化性ガスを混合することで実現する。素子寿命の更なる向上のためには封止用筐体内に酸素吸収材を形成する。
請求項(抜粋):
基板上に陽極と陰極との間に少なくとも有機発光層を挟むようにして形成されて構成された素子要素が、封止用筐体で封止された有機電界発光素子であり、前記有機電界発光素子の完成前に前記素子要素を0.1〜20%の酸素雰囲気に曝す又は該酸素雰囲気にて通電処理したことを特徴とする有機電界発光素子。
IPC (3件):
H05B 33/04 ,  H05B 33/10 ,  H05B 33/14
FI (3件):
H05B 33/04 ,  H05B 33/10 ,  H05B 33/14 A
引用特許:
審査官引用 (1件)

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