特許
J-GLOBAL ID:200903017995080813

熱可塑性樹脂成形品の加飾成形方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 飯田 堅太郎 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-217542
公開番号(公開出願番号):特開平9-057792
出願日: 1995年08月25日
公開日(公表日): 1997年03月04日
要約:
【要約】【課題】 後塗装をしなくても、保護層に十分な表面物性を有する成形品を容易に得られる加飾成形方法を提供すること。【解決手段】 加飾フィルムを、金型キャビティにセットした後、金型キャビティに熱可塑性樹脂からなる成形材料を注入し成形を行うに際して、加飾フィルムとして、保護層が形態追従性を有する光重合性樹脂組成物で形成されているものを使用し、成形品離型後に、保護層を形成する光重合性樹脂組成物を光硬化(重合)させる成形方法。光重合性樹脂組成物が、グリシジル基を介して(メタ)アクリロイル基を導入したアクリル系共重合体と、該アクリル系共重合体を除く(メタ)アクリロイル基を3個以上有する化合物との混合物に、光重合開始剤を添加したものを使用する。
請求項(抜粋):
加飾フィルムを金型キャビティにセットした後、該金型キャビティに熱可塑性樹脂からなる成形材料を注入して成形を行うに際して、前記加飾フィルムとして、軟質プラスチック製の加飾フィルム本体の表面側に形態追従性を有する光重合性樹脂組成物で形成される保護層を備えたものを使用し、成形品離型後に、前記光重合性樹脂組成物を光硬化(重合)させる成形方法において、前記光重合性樹脂組成物が、下記アクリル系共重合体(a) 40〜60重量部及び下記化合物(b) 60〜40重量部に、光重合開始剤を添加したものであることを特徴とする熱可塑性樹脂成形品の加飾成形方法。(a) 側鎖のグリシジル基に(メタ)アクリロイル基を導入した、1分子中に1個以上の(メタ)アクリロイル基を有し、主鎖のガラス転移温度が40〜120°Cで、重量平均分子量が10000〜200000であるアクリル系共重合体。(b) 1分子中に3個以上の(メタ)アクリロイル基を有する化合物(但し、前記アクリル系共重合体を除く)。
IPC (6件):
B29C 45/16 ,  B29C 35/08 ,  B29K 33:00 ,  B29K101:12 ,  B29K105:24 ,  B29L 9:00
FI (2件):
B29C 45/16 ,  B29C 35/08
引用特許:
出願人引用 (1件)

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