特許
J-GLOBAL ID:200903017996916125
熱可塑性樹脂発泡体およびその製造方法
発明者:
,
,
,
,
,
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-339700
公開番号(公開出願番号):特開平10-175248
出願日: 1996年12月19日
公開日(公表日): 1998年06月30日
要約:
【要約】【課題】 美麗な表面外観を有する、微細な平均セル径と均一な平均セル密度のセルを有する熱可塑性樹脂発泡体を効率良く製造する方法を提供する。【解決手段】 押出機内で、熱可塑性樹脂及び脂肪族カルボン酸のフルオロアルカンエステルからなる樹脂組成物を溶融し、発泡剤である超臨界状態の不活性ガスを添加し、熱可塑性樹脂組成物と不活性ガスの完全相溶状態を形成するガス溶解工程、押出機内で、発泡剤である不活性ガスの臨界圧力以上の圧力を維持したまま、溶融樹脂の温度を下げる冷却工程、樹脂のガラス転移温度以上に加熱したダイス内において、不活性ガスの臨界圧力以上の圧力から、最終的には大気圧へ圧力を解放することでセル核を発生させる核生成工程、並びに、発泡体を熱可塑性樹脂のガラス転移温度、または結晶化温度以下に冷却しセル径を制御する発泡制御工程からなる、熱可塑性樹脂発泡体の製造方法。
請求項(抜粋):
(1)押出機内で100〜400°Cで熱可塑性樹脂100重量部及び脂肪族カルボン酸のフルオロアルカンエステル0.1〜10重量部からなる樹脂組成物を溶融し、発泡剤である超臨界状態の不活性ガスを熱可塑性樹脂組成物100重量部あたり0.1〜30重量部添加し、熱可塑性樹脂組成物と不活性ガスの完全相溶状態を形成するガス溶解工程、(2)押出機内で発泡剤である不活性ガスの臨界圧力以上の圧力を維持したまま、溶融樹脂の温度を60〜200°Cに下げる冷却工程、(3)樹脂のガラス転移温度以上に加熱したダイス内において、不活性ガスの臨界圧力以上の圧力から最終的には大気圧へ圧力を解放することでセル核を発生させる核生成工程、及び(4)発泡体を熱可塑性樹脂のガラス転移温度または結晶化温度以下に冷却しセル径を制御する発泡制御工程からなる熱可塑性樹脂を単独で使用した場合と比較して、1.2〜2倍の加工速度が得られる微細な平均セル径と均一な平均セル密度のセルを有する熱可塑性樹脂発泡体の製造方法。
IPC (8件):
B29C 47/50
, B29C 47/92
, C08J 9/12 CET
, C08L 67/00
, C08L101/00
, B29K 67:00
, B29K101:12
, B29K105:04
FI (5件):
B29C 47/50
, B29C 47/92
, C08J 9/12 CET
, C08L 67/00
, C08L101/00
前のページに戻る