特許
J-GLOBAL ID:200903017997108863

渦電流式減速装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 広瀬 章一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-113622
公開番号(公開出願番号):特開平11-308852
出願日: 1998年04月23日
公開日(公表日): 1999年11月05日
要約:
【要約】【課題】 耐久性の高い渦電流式減速装置を安価に提供する。【解決手段】 渦電流式減速装置のロータを強磁性体の円筒部と、円筒部を回転軸と連結するディスクとの一体物で構成し、ディスクには風穴および回転軸の締結ボルト穴を設け、ロータの円筒部の軸方向長さL、ロータの円筒部の肉厚t1 、ディスクの肉厚t2 、ロータの内半径R、風穴の個数n、風穴半径r1 、および回転軸から風穴中心までの距離r2 のそれぞれの寸法関係を、L/t1 ≦12、0.60≦t2 /t1 ≦1.25、0.10≦(n×r12)/R2 ≦0.20、0.85≦r2 /Rとする。
請求項(抜粋):
磁束の制御が可能な複数個の磁石が配設された回転しないステータと、回転するロータとを有する渦電流式減速装置であって、前記ロータは一体に構成された円筒部とディスクとを有し、前記円筒部は強磁性体からなり、前記磁石と対面しており、回転中に前記磁石の磁束によって該円筒部に渦電流が誘起され、制動力が加わるように構成されており、前記ディスクには風穴を有し、前記ロータの各部の寸法は以下の条件にあることを特徴とする渦電流式減速装置。L/t1 ≦12、0.60≦t2 /t1 ≦1.25、0.10≦(n×r12)/R2 ≦0.20、0.85≦r2 /R、ここで、Lはロータの円筒部の軸方向長さ、t1 はロータの円筒部の肉厚、t2はディスクの肉厚、Rは円筒部の内半径、nは風穴個数、r1 は風穴半径、r2は回転軸から風穴中心までの距離である。

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