特許
J-GLOBAL ID:200903017997177318

運用支援機能を有する変電所およびそのための支援方法および装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 富田 和子
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-210491
公開番号(公開出願番号):特開平6-062536
出願日: 1992年08月06日
公開日(公表日): 1994年03月04日
要約:
【要約】【目的】電力の安定供給、質的向上、設備の高信頼度化・長寿命化に応えると共に、変電所を運用するユーザーの個性的な運用を支援するための、支援方法および支援手段を備えた系統電圧制御装置を提供すること。【構成】本発明による電力系統個性化運用支援方法および装置は、変電所を運用するユーザーからの要求を受付ける要求値入力手段1cと、系統電圧から変圧器タップ切り換えを行わなかった場合の無制御系統電圧と、運転実績に基づいて各系統ごと、時間毎に決めた目標電圧とから、ユーザーからの要求値に対応した最適シミュレーションを行い、上記シミュレーション結果から、初期時に設定したファジィ制御ルールおよび制御ルールのメンバシップ関数の調整を行うためのシミュレーション手段1bとを有している。
請求項(抜粋):
負荷時タップ切換変圧器を備える変電所において、系統電圧を予め指定された電圧に維持するため負荷時タップ切換変圧器のタップ切換操作の制御を行うための電圧制御装置と、上記電圧制御装置の運用に際し、個別的な要求を満たして運用を行うことを支援するための運用支援装置とを備え、電圧制御装置は、電力系統の状態に基づいて、負荷時タップ切換変圧器のタップ切り換え操作を決定するための電圧制御演算を行う制御演算部と、電力系統の状態の評価量を求め、この評価量に対応するメンバシップ関数を用いたファジィ推論により、上記制御演算部におけるタップ切り換え操作の決定についての感度補正量を求めて、該制御演算部に送る感度補正部とを備え、運用支援装置は、変電所を運用する運用者からの要求を受付ける要求入力手段と、蓄積された系統の電圧データについて、予め設定される目標電圧と運用者からの要求とに合わせて、タップ切換操作の決定を最適に行うための最適制御シミュレーションを行う最適制御演算部と、シミュレーション結果から、上記メンバシップ関数を調整するための調整量を求める調整量決定部とを備えることを特徴とする変電所。
IPC (2件):
H02J 3/12 ,  H02J 3/00

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