特許
J-GLOBAL ID:200903018006105906

誘導電動機及びそれを用いた電動車両

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 春日 讓
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-312038
公開番号(公開出願番号):特開平8-168292
出願日: 1994年12月15日
公開日(公表日): 1996年06月25日
要約:
【要約】【目的】 ひと組の駆動巻線のインバータに短絡故障が発生した場合にも、回転停止という事態を回避可能な信頼性が高い誘導電動機を実現する。【構成】 巻線組71のみの巻線が配置される領域はθ0〜θ1の120°に対応する領域で、巻線組72のみの巻線が配置される領域もθ2〜θ3の120°に対応する領域である。巻線組71と72とが混在する領域はθ1〜θ2、θ3〜θ0の60°+60°に対応する領域であり、巻線組専用の領域の1/2となっている。巻線組71の磁路と72との磁路は一部分のみ共有するが大半の部分は別個となっており、互いに影響されない状態となっている。これにより、例えば、巻線組72のインバータに短絡故障が発生しても巻線組72に流れる故障電流による磁束の健全な巻線組71の発生磁束への悪影響を抑制でき(相互誘導を抑制することができ)、健全な巻線組71の発生磁束により回転子を回転することが可能となる。
請求項(抜粋):
複数の組に分割される複数の多相駆動巻線を有する固定部と、この固定部に近接して配置される移動部と、上記複数の多相駆動巻線の各組に設けられ、直流電源から多相駆動巻線に流れる電流を制御する複数のスイッチング素子と、これらのスイッチング素子の動作を制御する電流制御部とを備えた誘導電動機において、上記複数の多相駆動巻線の各組における駆動巻線が互いに隣接して固定部に配置される領域は、他の組の多相駆動巻線どうしが交互に配置される領域よりも大であることを特徴とする誘導電動機。
IPC (5件):
H02P 7/63 302 ,  H02P 7/63 ,  B60L 9/18 ,  H02K 17/12 ,  H02K 3/28

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