特許
J-GLOBAL ID:200903018008220524

複列玉軸受

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 萩野 平 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-124507
公開番号(公開出願番号):特開2000-314428
出願日: 1999年04月30日
公開日(公表日): 2000年11月14日
要約:
【要約】【課題】内輪への外輪装着後に内輪及び外輪の軸線を相対的に傾けた状態で、第2の軌道に第2のボール列の各ボールを嵌挿させる際、良好な作業性を確保することができ、これによりコスト低減を図ることができる複列玉軸受を提供する。【解決手段】 内輪20及び外輪30の軸線を相対的に傾けた状態において、内輪20の第2の内輪軌道22のボール嵌挿方向後方側(図中上側)縁部と、外輪30の第2の外輪軌道32のボール嵌挿方向後方側縁部との間隔Cの最大値が、第2のボール列の各ボールの直径よりも大きい。また、内輪20の第2の内輪軌道22のボール嵌挿方向前方側(図中下側)縁部と、外輪30の上側周面33における第2の外輪軌道32縁部との間隔Dの最大値が、第2のボール列の各ボールの直径よりも小さい。
請求項(抜粋):
第1及び第2の内輪軌道をそれぞれ、外周面に形成された内輪と、前記内輪の第1及び第2の内輪軌道に対応する第1及び第2の外輪軌道をそれぞれ、内周面に形成され、前記内輪に装着される外輪と、前記内輪及び前記内輪に装着された外輪間に、前記内輪及び前記外輪の対応する内輪軌道及び外輪軌道によって形成される第1及び第2の軌道と、前記第1の軌道に、前記内輪への外輪装着前に転動可能に嵌挿される複数のボールからなる第1のボール列と、前記第1のボール列とともに第1の軌道に組み込まれる保持器と、前記第2の軌道に、前記内輪への外輪装着後に前記内輪及び前記外輪の軸線を相対的に傾けた状態で、転動可能に嵌挿され、前記第1のボール列より少数のボールからなる第2のボール列と、前記第2のボール列とともに第2の軌道に組み込まれる保持器とを備え、前記第2のボール列の各ボールを第2の軌道に嵌挿させる際、前記内輪及び前記外輪の軸線を相対的に傾けた状態において、前記第2の軌道を形成する前記内輪の第2の内輪軌道のボール嵌挿方向後方側縁部と、前記第2の軌道を形成する前記外輪の第2の外輪軌道のボール嵌挿方向後方側縁部との間隔の最大値が、前記第2のボール列の各ボールの直径よりも大きく、かつ、前記第2の軌道を形成する前記内輪の第2の内輪軌道のボール嵌挿方向前方側縁部と、前記第2の軌道を形成する前記外輪の第2の外輪軌道のボール嵌挿方向前方側縁部との間隔の最大値が、前記第2のボール列の各ボールの直径よりも小さいことを特徴とする複列玉軸受。
IPC (2件):
F16C 33/58 ,  F16C 19/18
FI (2件):
F16C 33/58 ,  F16C 19/18
Fターム (10件):
3J101AA02 ,  3J101AA32 ,  3J101AA43 ,  3J101AA54 ,  3J101AA62 ,  3J101AA72 ,  3J101BA54 ,  3J101BA56 ,  3J101FA46 ,  3J101GA29

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