特許
J-GLOBAL ID:200903018012019523

放射性廃棄物固体内の核分裂性物質量の非破壊的測定装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 社本 一夫 (外5名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-380313
公開番号(公開出願番号):特開2003-090883
出願日: 2001年12月13日
公開日(公表日): 2003年03月28日
要約:
【要約】【課題】 プルトニウム等の核分裂性物質を含有する廃棄物を処分するに当たり、非破壊的方法によって、廃棄物に内蔵される核分裂物質の含有量を測定する方法及び装置である。特に、高速中性子が廃棄物固体中で散乱し減速して熱中性子化し、その近傍に存在する核分裂性物質を核分裂させたときに発生する核分裂中性子を選択的に弁別測定することを特徴とする放射性廃棄物固体内の核分裂性物質の非破壊測定法及び装置に関して、この測定の感度を更に向上させ、位置感度差を極小とするための測定体系に関するものである。【解決手段】 検出装置の測定体系の構築材料として、高速中性子に対して減速・吸収効果の強い、中性子吸収物質入りポリエチレンを除去し、その代替として減速作用が無く高速中性子の反射作用の大きい、鉄あるいは鉄合金等を設置する。これにより、測定対象である廃棄物固体内に中性子発生管から放出される高速中性子が直接浸入するだけでなく、測定体系で反射した高エネルギー中性子が加わり、核分裂発生確率が増加することにより、測定感度が上昇する。
請求項(抜粋):
放射性廃棄物個体、高速中性子発生管及び中性子検出管を中性子吸収物質で取り囲み、高速中性子発生管から発生したパルス中性子を放射性廃棄物固体内に侵入させ、放射性廃棄物固体内の核分裂性物質と衝突させて核分裂反応を引き起させ、その結果放出された核分裂中性子を中性子検出管で測定検出する放射性廃棄物固体内の核分裂性物質量の非破壊的測定装置において、前記中性子吸収物質に代えて高速中性子反射体を用いることを特徴とする前記装置。
IPC (5件):
G01T 1/167 ,  G21F 1/08 ,  G21F 1/10 ,  G21F 3/00 ,  G21F 9/36 511
FI (5件):
G01T 1/167 C ,  G21F 1/08 ,  G21F 1/10 ,  G21F 3/00 N ,  G21F 9/36 511 P
Fターム (10件):
2G088EE23 ,  2G088EE25 ,  2G088FF09 ,  2G088GG05 ,  2G088HH08 ,  2G088JJ01 ,  2G088JJ29 ,  2G088JJ30 ,  2G088JJ40 ,  2G088LL15
引用特許:
審査官引用 (3件)

前のページに戻る