特許

J-GLOBAL ID：200903018027224158

加工性に優れた過共晶Al-Si合金及び製造方法

発明者： 名和田 進 ,  青木 一男 ,  橋本 昭男 ,  北岡 山治 ,  鷺坂 栄吉
出願人/特許権者： 日本軽金属株式会社 ,  株式会社日軽技研
代理人 (1件)： 小橋 信淳 (外1名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平4-244259
公開番号（公開出願番号）：特開平6-158210
出願日： 1992年08月19日
公開日（公表日）： 1994年06月07日
要約：

【要約】【目的】 初晶Siを微細化することにより、過共晶Al-Si合金の加工性,切削性等を改善する。【構成】 この過共晶Al-Si合金は、Si:13〜21重量%,Ca:6〜120ppm及びP:40〜130ppmを含有し、P/Caが重量比で0.6〜6の範囲に調整されている。また、初晶Siの粒径は、20μm以下である。過共晶Al-Si合金の溶湯に含まれているP及びCaの重量比P/Caを鋳造直前の状態で0.6〜6の範囲になるように調整し、溶湯を鋳造する。重量比P/Caは、溶解原料の成分調整,P原料及びCa原料の添加量と添加時期,合金溶解温度,溶湯保持温度と時間,脱ガス条件,鋳造温度等の操業条件によって調整される。【効果】 Ca及びPの相乗作用により初晶Siが微細化され、加工性,切削性,耐摩耗性の良好な過共晶Al-Si合金が得られる。

請求項（抜粋）：

Si:13〜21重量%,Ca:6〜120ppm及びP:40〜130ppmを含有し、P/Caが重量比で0.6〜6の範囲にあることを特徴とする加工性に優れた過共晶Al-Si合金。

IPC (3件)：

C22C 21/02 ,  B22D 27/20 ,  C22C 1/02

引用特許：

審査官引用 (3件)

• 特開昭61-246339
  
• 特開平1-319646
  
• 高強度の過共晶Al-Si系粉末冶金合金
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平3-181288   出願人：東洋アルミニウム株式会社