特許
J-GLOBAL ID:200903018040839390

耐圧縮性の高い多孔質炭素板の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 青木 朗 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-005520
公開番号(公開出願番号):特開平5-194056
出願日: 1992年01月16日
公開日(公表日): 1993年08月03日
要約:
【要約】【目的】 炭素板中にグラッシーカーボン成分骨格を形成することにより、炭素板の耐圧縮性を向上させる。【構成】 ポリアクリロニトリル繊維40〜90重量%とパルプ60〜10重量%を抄紙して得られたシートに、その原紙シートに、フェノール樹脂と、含浸液中に溶解しないフェノール樹脂粉末とを含む含浸液を含浸し、原紙シートに、上記2種の樹脂を、シート100重量に対し、それぞれ固形分で20〜160重量部、および1〜50重量部を含浸させ、この含浸シートを乾燥後、空気中で加熱酸化し、不活性雰囲気中で800°C以上で加熱炭化し、次いで不活性雰囲気中で2400〜3000°Cで熱処理することにより、耐圧縮性の改良された多孔質炭素板を製造する。
請求項(抜粋):
ポリアクリロニトリル繊維40〜90重量%と、パルプ60〜10重量%とからなるスラリーを抄紙して得られたシートに、このシート100重量部に対して、固形分で20〜160重量部のフェノール樹脂を含浸させて含浸シートを作成し、この含浸シートを乾燥後、空気中で加熱酸化し、更に不活性ガス雰囲気中で800°C以上で加熱炭化して多孔質炭素板を製造するに際し、上記フェノール樹脂溶液中に、該溶液に溶解しないフェノール樹脂粉末を分散含有させ、前記含浸工程において、前記抄紙されたシートに、その100重量部に対して、固形分で1〜50重量部の前記不溶性フェノール樹脂粉末を付着させることを特徴とする多孔質炭素板の製造方法。
IPC (6件):
C04B 38/06 ,  D01F 9/14 ,  D01F 9/22 ,  D01F 11/14 ,  D21H 19/16 ,  D21H 13/18
FI (2件):
D21H 1/34 C ,  D21H 5/20 F

前のページに戻る