特許
J-GLOBAL ID:200903018042999506
差動装置のトルク分配機構
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
落合 健 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-089904
公開番号(公開出願番号):特開平6-300096
出願日: 1993年04月16日
公開日(公表日): 1994年10月25日
要約:
【要約】【目的】 トルク分配機構の径方向寸法の小型化、重量の削減および設計自由度の向上を図る。【構成】 トルク分配機構11は同一仕様の第1、第2の遊星歯車機構P1 ,P2 を備え、その第1プラネタリキャリヤ121 および第2プラネタリキャリヤ122 がそれぞれ差動装置Dの一対の出力要素8,5に接続される。第1サンギヤ141 および第2サンギヤ142 は一体に形成され、また第1リングギヤ151は油圧モータ18に接続されるとともに第2リングギヤ152 はケーシングに固定される。車両の旋回時に油圧モータ18で第1リングギヤ151 を駆動すると、第1プラネタリキャリヤ121 および第2プラネタリキャリヤ122 間に差回転が発生し、右輪WR および左輪WL を差動させる。
請求項(抜粋):
1つの入力要素(4)と2つの出力要素(5,8)とを備えた差動装置(D)において、その差動装置(D)の入力要素(4)に加えられるトルクを2つの出力要素(5,8)に所定の比率で分配する差動装置のトルク分配機構であって、第1リングギヤ(151 )と、第1サンギヤ(141 )と、前記第1リングギヤ(151 )および第1サンギヤ(141 )に噛合する第1プラネタリギヤ(131 )を支持する第1プラネタリキャリヤ(121 )とよりなる第1遊星歯車機構(P1 )と、第2リングギヤ(152 )と、第2サンギヤ(142 )と、前記第2リングギヤ(152 )および第2サンギヤ(142 )に噛合する第2プラネタリギヤ(132 )を支持する第2プラネタリキャリヤ(122 )とよりなる第2遊星歯車機構(P2 )とを備え、前記各一対のプラネタリキャリヤ(121 ,122 )、リングギヤ(151 ,152 )およびサンギヤ(141 ,142 )のうちの第1の要素を前記2つの出力要素(5,8)にそれぞれ結合するとともに、第2の要素どうしを相対回転不能に連結し、かつ第3の要素の一方を固定し他方を駆動源(18)に連結したことを特徴とする、差動装置のトルク分配機構。
IPC (2件):
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