特許
J-GLOBAL ID:200903018043223021

高周波加熱装置の制御回路

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-281038
公開番号(公開出願番号):特開平8-138854
出願日: 1994年11月16日
公開日(公表日): 1996年05月31日
要約:
【要約】【構成】 マグネトロン1と、ヒーター3a、3bと、これらの負荷を駆動するリレー4a、4b、4cを駆動するリレー駆動回路5a、5b、5cと、スタートスイッチ7が入力されて初めてリレー駆動回路5a、5b、5cにオン信号を出力するスタート判定回路8と、このスタート判定回路8から伝達されるリレー駆動回路5a、5b、5cの状態伝達信号の間にリレー4a、4b、4cの負荷側のオン・オフを検出するリレー検出回路6a、6b、6cを介し負荷をオンさせる時に、各負荷に接続されたリレー4a、4b、4cの1つでもオンしている場合にこのリレーをオンさせないマイクロコンピュータ9と、エラーメッセージを表示する表示器10とで構成する。【効果】 負荷を駆動するリレーの負荷側の状態をマイクロコンピュータが直接監視することにより、リレーの溶着等を検出し異常停止を行うことにより、ブレーカーを作動させたり、ヒューズを溶断させることなく、二次故障を防ぎ安全性を高めることができる。
請求項(抜粋):
高周波エネルギーを発生するマグネトロン(1)と、このマグネトロン(1)を駆動する昇圧トランス(2)と、オーブン調理やグリル調理用のヒーター(3a)、(3b)と、これらヒーター(3a)、(3b)と昇圧トランス(2)をそれぞれオン・オフするリレー(4a)、(4b)、(4c)と、これらのリレー(4a)、(4b)、(4c)を駆動するリレー駆動回路(5a)、(5b)、(5c)と、前記リレー(4a)、(4b)、(4c)の負荷側のオン・オフを各リレー単位で検出するリレー検出回路(6a)、(6b)、(6c)と、調理を始める時に押されるスタートスイッチ(7)と、前記リレー(4a)、(4b)、(4c)を駆動させる信号(B)を入力し前記リレー駆動回路(5a)、(5b)、(5c)が誤動作をしていないことを確認しかつ前記スタートスイッチ(7)がオンしたことを確認してから前記リレー駆動回路(5a)、(5b)、(5c)の内該当する一つにリレーのオン信号を出力するスタート判定回路(8)と、前記スタートスイッチ(7)から調理スタート信号を入力した時に前記リレー駆動回路(5a)、(5b)、(5c)が誤動作をしていないことを確認した前記スタート判定回路(8)からの信号を入力し前記リレー(4a)、(4b)、(4c)を駆動するためのオン信号を前記スタート判定回路(8)とリレー駆動回路に出力するマイクロコンピュータ(9)とで構成し、前記スタート判定回路(8)からマイクロコンピュータ(9)に前記リレー駆動回路(5a)、(5b)、(5c)の状態を伝達する信号(A)の間に前記リレー検出回路(6a)、(6b)、(6c)を介在させ、前記リレー(4a)、(4b)、(4c)が溶着等の故障をしていた場合にはスタート判定回路(8)からの正常信号が伝達されず、前記マイクロコンピュータ(9)がリレー(4a)、(4b)、(4c)もしくはリレー駆動回路(5a)、(5b)、(5c)に異常が発生したと判断し、前記リレー駆動回路(5a)、(5b)、(5c)及びスタート判定回路(8)にオフ信号を出力し、異常停止を行うことを特徴とした高周波加熱装置の制御回路。
IPC (2件):
H05B 6/68 360 ,  F24C 7/02 355
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 特開平1-115088
  • 特開平4-186025
  • 特開平1-115088
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