特許

J-GLOBAL ID：200903018044427879

液位計用ポットおよび液位計のハンチング防止装置

発明者： 野村 盛一 ,  松本 康子
出願人/特許権者： 株式会社東芝 ,  東芝エンジニアリング株式会社
代理人 (1件)： 猪股 祥晃
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平8-165602
公開番号（公開出願番号）：特開平10-009931
出願日： 1996年06月26日
公開日（公表日）： 1998年01月16日
要約：

【要約】【課題】静電容量式液位計からの出力値のハンチングを低減させ得る構造のポットおよびハンチングを防止できるハンチング防止装置を提供する。【解決手段】ポット本体5内に静電容量式液位計1のプローブ2を懸垂し、ポット本体5の側面に短尺の液体注入用ノズル11を取り付ける。このノズル11は液体注入口12がポット本体5内の液体6に向けて下向きに折曲し、その液体注入口12は傾斜面に形成されている。ポット本体5内のプローブ2を包囲するようにして下端開口の筒状飛沫防止カバー13が吊り下げ固定されている。カバー13の上部側面にガス抜き口14を形成する。このような構造により、ポット本体5の内面にノズル11を近接させ液体注入口12からの注入液をポット本体5の内面に沿わせて流下することによりプローブ2への飛沫の接触を防止し、ハンチングを低減できる。

請求項（抜粋）：

ポット本体の内部に静電容量式液位計プローブを懸垂し、前記ポット本体の側面に液位注入用ノズルを有し、下部に液体排出用ノズルを有する液位計用ポットにおいて、前記液体注入用ノズルの液体注入口を前記ポット内の液体の方向に向けて折曲するか、または前記液体中に浸漬してなることを特徴とする液位計用ポット。

引用特許：

審査官引用 (3件)

• 特開昭63-225128
  
• 特開昭55-128124
  
• 特開昭59-031413