特許
J-GLOBAL ID:200903018048696351

ディスクブレーキ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 神戸 典和 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-130411
公開番号(公開出願番号):特開平7-332410
出願日: 1994年06月13日
公開日(公表日): 1995年12月22日
要約:
【要約】【目的】 ブレーキパッドが剛体として振動することによる鳴きの発生を低減させ得るディスクブレーキ装置を提供する。【構成】 裏板20の車両前進中のリーディング側端部に対向して接触部材駆動シリンダ82を設け、液圧室108にマスタシリンダ圧を伝達してピストンロッド104を裏板20に接触させるとともに、遮断弁112を設けて液圧室108へのブレーキ液の供給を遮断し、液圧室108の液圧をピストンロッド104が裏板20に49N(5kgf )の力で接触する高さに保つ。ピストンロッド104は非制動時には非接触位置にあり、制動時に前進して裏板20に接触し、裏板20のリーディング側端部の移動を規制して振動を抑制し、鳴きを低減させる。電動モータを駆動源とする装置により接触部材を裏板に接触させてもよく、裏板の摩擦面に直角な側面に接触部材を接触させて摩擦により振動を抑制してもよい。
請求項(抜粋):
一軸線まわりに回転可能なディスクロータと、非回転部材に固定されたトルク受け部材と、裏板と、その裏板に固着された摩擦材とを有し、前記ディスクロータの両側の摩擦面にそれぞれ対向する位置に配設されるとともに、前記トルク受け部材によってディスクロータ回転軸線に平行な方向に移動可能に支持された一対のブレーキパッドと、それらブレーキパッドをそれぞれ前記ディスクロータの摩擦面に押し付ける押圧装置とを含むディスクブレーキ装置であって、前記ブレーキパッドの裏板の車両前進中にリーディング側となるリーディング側端部に少なくとも車両前進中の制動時に接触し、リーディング側端部の振動を抑制する接触部材を備えた振動抑制装置を含むことを特徴とするディスクブレーキ装置。
IPC (2件):
F16D 65/095 ,  F16D 55/224 113

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