特許
J-GLOBAL ID:200903018054546744

局部加圧式の射出成形機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 川合 誠 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-141376
公開番号(公開出願番号):特開平5-329896
出願日: 1992年06月02日
公開日(公表日): 1993年12月14日
要約:
【要約】【目的】保圧工程中において成形品に種々の加工を施すことができ、射出成形サイクルの周期を短くする。【構成】固定金型12及び可動金型14のいずれか一方を貫通して加振ピン33が延び、先端を成形品の加工部に対応してキャビティ21内に進退自在に臨ませるとともに、後端に加振シリンダ41が連結される。保圧工程中において前記加振シリンダ41にパルス状の油圧を供給するために油圧供給手段が設けられ、リターンスプリング52が前記加振ピン33を後退させる方向に付勢する。また、前記キャビティ21は、加振ピン33が前進することによって成形品部分から分離されるダミー部21bを有する。充填(じゅうてん)及び加振を行うことによって、加工部を加工することができるとともに、成形品部分からダミー部21bが分離される。したがって、樹脂が十分に振動し、加工精度が向上して、加工面がきれいに仕上がる。しかも、射出成形サイクルの周期を短くすることができる。
請求項(抜粋):
(a)固定金型と、(b)該固定金型と接離自在に配設され、両者間にキャビティを形成する可動金型と、(c)前記固定金型及び可動金型のいずれか一方を貫通して延び、先端を成形品の加工部に対応させてキャビティ内に進退自在に臨ませた加振ピンと、(d)該加振ピンの後端に連結された加振シリンダと、(e)保圧工程中において前記加振シリンダにパルス状の油圧を供給する油圧供給手段と、(f)前記加振ピンを後退させる方向に付勢するリターンスプリングを有するとともに、(g)前記キャビティは、加振ピンが前進することによって成形品部分から分離されるダミー部を有することを特徴とする局部加圧式の射出成形機。
IPC (3件):
B29C 45/56 ,  B29C 45/26 ,  B29C 45/38

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