特許
J-GLOBAL ID:200903018056739078

使いすておむつ

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-172363
公開番号(公開出願番号):特開平10-014977
出願日: 1996年07月02日
公開日(公表日): 1998年01月20日
要約:
【要約】【課題】 漏れを防止し、かつサラット感の良好な使いすておむつを提供する。【解決手段】 吸収体が上層と下層の間に高吸収性層を設けた構成からなり、さらに高吸収性層が吸収体の幅方向中央部に長手方向に細長く設けられた、幅10〜40mmの高吸収性ポリマーの存在しない区域と、この区域の両側に設けられた高吸収性ポリマーの存在する区域とからなっており、かつ吸収体の液体吸収速度が1回目が20秒以下、2回目が30秒以下、3回目が40秒以下であり、さらに液体逆戻り量が10g以下である使いすておむつ。
請求項(抜粋):
液透過性のトップシートと、液不透過性のバックシートと、これら両シートの間に配置された吸収体からなる使いすておむつにおいて、該吸収体が、液透過性のトップシート側に位置する上層と、液不透過性のバックシート側に位置する下層と、これら両層間に配置された高吸収性層とからなり、該高吸収性層は、吸収体の幅方向中央部の10〜40mm幅に長手方向に細長く設けられた高吸収性ポリマーの存在しない区域と、該区域の両側部に長手方向に設けられた高吸収性ポリマーの存在する区域とから構成されており、かつ前記吸収体の、下記に規定する方法で測定した液体吸収速度が1回目が20秒以下、2回目が30秒以下、3回目が40秒以下であり、さらに下記に規定する方法で測定した液体逆戻り量が10g以下であることを特徴とする使いすておむつ。〔測定方法〕本発明で用いる液体吸収速度の測定方法は次のとおりである。水平においた使いすておむつの中央領域の液透過性のトップシート上に、中央に直径25mmの穴を開けた、一辺が100mm、厚さが8mm、重さが662gの正方形のステンレス板を置き、ステンレス板の穴に下記に示す組成の人工尿50mlを、常時人工尿が穴の中に溜まっている状態を保ちながら、分液ロートで連続して注入し、吸収体が50mlの人工尿を吸収するまでの時間(秒)を測定する。この操作を30分間隔で3回行い、各回毎の時間を測定する。また、液体逆戻り量の測定方法は次のとおりである。上記の液体吸収速度の測定を行った使いすておむつを用い、3回目の人工尿を吸収させてから60分間放置した後、おむつの中央領域の液透過性のトップシート上に100mm×100mmの下記仕様の濾紙を10枚置き、その上に1辺が100mm、厚さが3mmのアクリル板を置くことにより、5kgfの荷重(アクリル板の荷重を含む)を均等に5分間かけ、その間に濾紙に吸収された人工尿の量を測定して、液体逆戻り量とする。この際使用する人工尿の組成は次の通りである。人工尿組成(重量%)尿素 1.9%NaCl 0.8%CaCl2 0.1%MgSO4 0.1%残部は水また、液体逆戻り量の測定で使用する濾紙の仕様は以下の通りである。 製造元 東洋特紙工業株式会社 (販売 アドバンテック東洋株式会社) 規格 ADVANTEC NO.63 アナナシ 坪量 350 g/m2 厚さ 1.0 mm ろ水時間 35 sec 破裂強度 190 kPa (2.0 kg/cm2 ) 保留粒子径 4 μm 表面 平滑 色 白色
IPC (2件):
A61F 13/46 ,  A61F 5/44
FI (2件):
A41B 13/02 D ,  A61F 5/44 H

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