特許
J-GLOBAL ID:200903018060131378

ストランド厚さの変更方法及びその装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (8件): 志賀 正武 ,  高橋 詔男 ,  渡邊 隆 ,  青山 正和 ,  鈴木 三義 ,  西 和哉 ,  村山 靖彦 ,  実広 信哉
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-580780
公開番号(公開出願番号):特表2004-500243
出願日: 1999年10月12日
公開日(公表日): 2004年01月08日
要約:
本発明は、ストランド1の厚さを、連続鋳造中に、第1厚さD1から第2厚さD2へと変更する方法を提供する。使用する連続鋳造鋳型6は、対抗する両側面間に空隙部5と、ストランド1の幅を決定する第1側壁8,8’と、第1側壁8,8’に隣接しストランド1の厚さD1,D2を決定する第2側壁10,10’と、第2側壁10,10’に連続する鋳造ストランド1を保持し異なる厚さD1,D2に適応可能であるストランド案内13とを備えている。連続鋳造鋳型6への融体2の鋳込み作業は、中間端末20を形成するために短時間中断し、スリーブ21をストランド1の中間端末20に取付け、ストランド1の反対側を向くスリーブ21の端末24は第2厚さD2に対応させ、第2側壁10,10’の少なくとも1つを第2厚さD2に調節する。
請求項(抜粋):
ストランド(1)、特に鋼ストランドの厚さ(D1)を連続鋳造中に第1厚さ(D1)から第2厚さ(D2)へと変更する方法において、使用する連続空隙部(5)をもつ連続鋳造鋳型(6)には、対抗する両側面間に空隙部(5)を設定し、ストランド(1)の幅をその両側面の位置により決定する少なくとも2個の第1側壁(8,8’)と、第1側壁(8,8’)に隣接し、ストランド(1)の厚さ(D1,D2)をその両側面の位置により決定する少なくとも2個の更なる第2側壁(10,10’)と、そして第2側壁(10,10’)に連続する鋳造ストランド(1)を保持し、ストランド(1)の異なる厚さ(D1,D2)に適応可能であるストランド案内(13)とが具備された、この構成において、 融体(2)の連続鋳造鋳型(6)への鋳込み作業を暫時停止してストランド(1)の中間端末(20)を形成し、 ストランド(1)の中間端末(20)には、スリーブ(22)の一端(22)をストランド(1)の中間端末(20)溶接することによりスリーブ(22)を取付け、 ストランド(1)の反対側を向くスリーブ(21)の端末(24)は、ストランド(1)の第2厚さ(D2)に対応する寸法に開口し、そして 第2側壁(10,10’)の少なくとも1つが、ストランド(1)の第1厚さ(D1)を減らすか増すか何れかに従って、スリーブ(21)取付けの前または後に第2厚さ(D2)に対して調節され、 ストランド(1)の反対側を向くスリーブ(21)の端末(24)を、引き出されるストランド(1)により連続鋳造鋳型(6)の空隙部(5)の中の高さレベルに設定し、ここで 連続鋳造鋳型(6)の空隙部(5)への融体(2)の鋳込み作業を、鋳込み充填されたスリーブ(21)によって遂行し、そして ストランド(1)の更なる引き抜き作業の開始後、特に第1厚さ(D1)から第2厚さ(D2)ヘと変わるストランド(1)遷移点の引き抜き作業の実施後に、ストランド案内(13)を、ストランド案内(13)の縦方向に沿って徐々にストランド(1)の第2厚さ(D2)へと適合させることを特徴とするストランド厚さの変更方法。
IPC (3件):
B22D11/05 ,  B22D11/128 ,  B22D11/16
FI (7件):
B22D11/05 B ,  B22D11/05 A ,  B22D11/05 C ,  B22D11/128 310A ,  B22D11/128 320Z ,  B22D11/128 350A ,  B22D11/16 106Z
Fターム (7件):
4E004AE01 ,  4E004AE02 ,  4E004AE03 ,  4E004LA01 ,  4E004MA03 ,  4E004MC07 ,  4E004NA01

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