特許
J-GLOBAL ID:200903018063216510

極めて低い鉄損をもつ一方向性電磁鋼板の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 田村 弘明 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-109787
公開番号(公開出願番号):特開平10-298653
出願日: 1997年04月25日
公開日(公表日): 1998年11月10日
要約:
【要約】【課題】 本発明により、良好な鉄損特性を有する一方向性電磁鋼板を製造することができる。【解決手段】 重量で、C:0.10%以下、Si:2.5〜7.0 %ならびに通常のインヒビター成分を含み、残余はFeおよび不可避的不純物よりなる一方向性電磁鋼熱延板に熱延板焼鈍を施し、1回あるいは中間焼鈍をはさむ2回以上の冷間圧延を実施し、または、熱延板焼鈍を施すことなく中間焼鈍をはさむ2回以上の冷間圧延を実施することにより、冷延板となし、脱炭焼鈍した後、最終仕上焼鈍を施して一方向性電磁鋼板を製造する方法において、雰囲気酸素濃度500ppm以下で、加熱速度 100°C/s以上で 800〜950 °Cに急速加熱処理し、脱炭焼鈍工程の前部領域の温度を急速加熱での温度よりも低い 775〜840 °C、引き続く、後部領域の温度を前部領域よりも高い 815〜875 °Cで脱炭焼鈍を施すことを特徴とする。
請求項(抜粋):
重量でC:0.10%以下、Si:2.5〜7.0%ならびに通常のインヒビター成分を含み、残余はFeおよび不可避的不純物よりなる一方向性電磁鋼熱延板に熱延板焼鈍を施し、1回あるいは中間焼鈍をはさむ2回以上の冷間圧延を実施し、または、熱延板焼鈍を施すことなく中間焼鈍をはさむ2回以上の冷間圧延を実施することにより、冷延板となし、脱炭焼鈍した後、最終仕上焼鈍を施して一方向性電磁鋼板を製造する方法において、最終板厚まで圧延されたストリップを脱炭焼鈍する前に、雰囲気酸素濃度500ppm 以下で、加熱速度100°C/秒以上で800〜950°Cに急速加熱処理し、脱炭焼鈍工程の前部領域の温度を急速加熱での到達温度よりも低い775〜840°Cとし、引き続く後部領域の温度を前部領域よりも高い815〜875°Cで脱炭焼鈍を施すことを特徴とする極めて低い鉄損をもつ一方向性電磁鋼板の製造方法。
IPC (3件):
C21D 8/12 ,  C21D 9/46 501 ,  H01F 1/16
FI (3件):
C21D 8/12 B ,  C21D 9/46 501 A ,  H01F 1/16 B

前のページに戻る