特許
J-GLOBAL ID:200903018064244797

エンジンのブリーザ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 筒井 大和 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-039502
公開番号(公開出願番号):特開2002-242649
出願日: 2001年02月16日
公開日(公表日): 2002年08月28日
要約:
【要約】【課題】 ブローバイガス中のオイル分を確実に分離し得るエンジンのブリーザ装置を提供する。【解決手段】 シリンダヘッド4にチェーン室50とは別室に気液分離室43を形成する。気液分離室43は、ガス導入口52、チェーン室50を介してクランク室8と連通している。ガス導入口52は、チェーン室50内にてチェーン33の側方の面に開口し、その底面は傾斜面71となっている。気液分離室43の上端部には、チェーン室50と連通する開口部73を有するオイル還流室72が設けられている。開口部73は、スプロケット31の中心軸Oの近傍に開口している。気液分離室43内のブローバイガスは、スプロケット31の遠心力を利用して、開口部73内に引き込まれスプロケット31の外側へと飛ばされ、オイル分が遠心分離される。
請求項(抜粋):
シリンダヘッド側に配置された動弁装置と、クランクシャフトに設けた駆動部材と調時駆動部材を介して連結され、前記動弁装置をクランクシャフトと同期して作動させる従動部材とを備え、前記シリンダヘッドに前記調時駆動部材を収容する調時駆動部材室を設けてなるエンジンのブリーザ装置であって、前記シリンダヘッドに前記調時駆動部材室とは別室に形成され、前記エンジンのクランク室と連通し、前記クランク室から導入されたブローバイガス中のオイル分を分離する気液分離室と、前記気液分離室の上端部に形成され、シリンダ軸線およびクランクシャフト軸線と直角方向に延びるオイル還流室と、前記オイル還流室と前記調時駆動部材室との間に形成され、前記従動部材の中心軸近傍に開口して前記オイル還流室と前記調時駆動部材室との間を連通させる開口部とを有することを特徴とするエンジンのブリーザ装置。
IPC (2件):
F01M 13/04 ,  F01M 13/00
FI (2件):
F01M 13/04 E ,  F01M 13/00 H
Fターム (10件):
3G015AA02 ,  3G015AA05 ,  3G015BD11 ,  3G015BD24 ,  3G015BE03 ,  3G015BF05 ,  3G015BF08 ,  3G015CA04 ,  3G015EA26 ,  3G015EA27

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