特許
J-GLOBAL ID:200903018067786981

発泡樹脂ブロツク土木工法とこれに用いる盛土構造体の浮き上り防止用アースアンカ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 齋藤 義雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-036869
公開番号(公開出願番号):特開平5-071125
出願日: 1991年02月06日
公開日(公表日): 1993年03月23日
要約:
【要約】【目的】 発泡樹脂ブロック等を積層して軟弱地盤上に盛土を行い、道路等を構築する土木工法に関する。埋設したアースアンカにより発泡樹脂ブロック等の地下水に寄る浮き上りを阻止するだけでなく、軟弱地盤の沈下時には、これに追随して発泡樹脂ブロック等が降下して盛土の強度を確保する。【構成】 アースアンカBの下部は固い地山の定着部7に固定し、頭部は、発泡樹脂ブロック4a上の荷重均等化版体5に固定し、このアースアンカBの中間部に、逆動阻止の連結機構11を介設する。前記発泡樹脂ブロック4a等の浮き上りは、上記連結機構11がスライドせず所定長を確保することで阻止される。軟弱地盤1の沈下時は、発泡樹脂ブロック4a等の荷重により、連結機構11がスライド可能となり、アースアンカBが縮小されることで、上記の沈下に盛土が追随して降下する。
請求項(抜粋):
沈下量の大きい軟弱地盤上に、発泡樹脂ブロックを積層した軽量積層体と、その上に順次配設された鉄筋コンクリート版等による荷重均等化版体、上部層体とが主構成部材である盛土構造体を形成するようにした盛土工法において、浮き上り防止用アースアンカの下部を地盤の強固な地山に固設すると共に、その頭部を前記荷重均等化版体に固定し、かつ当該アースアンカに、その伸長を阻止すると共に縮小を許容する逆動阻止の連結機構を設けておき、地下水位の変動や地下水圧の増大に際しては、上記アースアンカにより、当該盛土構造体の浮き上りを阻止し、軟弱地盤の沈下に際しては、前記連結機構によるアースアンカの縮小により、盛土構造体が当該軟弱地盤の沈下に追随できるようにしたことを特徴とする発泡樹脂ブロック土木工法。
IPC (3件):
E02D 17/18 ,  E02D 3/00 ,  E02D 5/80

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