特許
J-GLOBAL ID:200903018068972606
集成材構造における柱・梁接合部構造
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
久門 知 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-331456
公開番号(公開出願番号):特開平6-173343
出願日: 1992年12月11日
公開日(公表日): 1994年06月21日
要約:
【要約】【目的】 集成材梁と集成材柱を剛接合し、純ラーメン架構の組み立てを可能にする。【構成】 内部に軸方向に引張材4が挿通した上下階の集成材柱1,1間に継手金物3を跨設し、両者を継手金物3内に充填されるグラウト材51と引張材4により接続しながら集成材梁2を集成材柱1,1に接合するもので、継手金物3に定着金物6を突設する一方、集成材梁2に定着金物6が入り込む切欠き溝21を形成し、定着金物6を切欠き溝21内に充填されるグラウト材52によって集成材梁2に定着することにより集成材梁2と集成材柱1,1を剛接合し、純ラーメン架構の組み立てを可能にするものである。
請求項(抜粋):
上下階の集成材柱を互いに接続しながら集成材梁を集成材柱に剛に接合する接合部構造であり、各集成材柱の継手面にはほぞが形成され、内部には軸方向に引張材が挿通し、集成材梁端部の幅方向の中間部には成方向に切欠き溝が形成されており、上下の集成材柱間には外周に定着金物が突設された、ほぞより大きい面積を持つ箱形断面形状の継手金物が跨設され、上下階の集成材柱はほぞが継手金物内に差し込まれて対向し、集成材梁は切欠き溝が定着金物を包囲しながら端面が継手金物に突き合わせられて設置され、継手金物の内部と集成材柱のほぞとの間、及び集成材梁の切欠き溝の内部にはグラウト材が充填され、引張材には張力が与えられていることを特徴とする集成材構造における柱・梁接合部構造。
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