特許
J-GLOBAL ID:200903018070330190

署名暗号方法、その装置およびそのプログラム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 草野 卓 ,  稲垣 稔
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-014040
公開番号(公開出願番号):特開2004-228916
出願日: 2003年01月22日
公開日(公表日): 2004年08月12日
要約:
【課題】送るメッセージが決まる前に事前処理を可能とする。【解決手段】乱数Rのハッシュ関数値K=G(R)と一方向性置換c1=f(R)を求め乱数m′,r′のトラップドアハッシュ関数値h=H(m′,r′)を求め署名σ=Sig(c1,h)を求めc1,h,σを受信者に送信しその後メッセージmと(m′,r′)についてHのデータ変換値rをトラップドア情報TKを用いて求めKでm‖rを暗号化したc2を受信者に送る。受信者はσが(c1,h)に対する署名であることを検証しc1に対し逆関数f-1の演算を行いRを得てK=G(R)を求めc2をKで復号しそのmとrに対しh′=H(m,r)を求めh′=hであることを検証する。【選択図】 図6
請求項(抜粋):
送信者の装置(以下、送信者装置と記す)は乱数Rを生成する過程と、 乱数Rについてハッシュ関数Gを演算して共通鍵K=G(R)を生成する過程と、 乱数Rについて落し戸付き一方向性置換fを演算して置換値c1=f(R)を求める過程と、 乱数rを生成する過程と、 乱数rとメッセージmについてトラップドアハッシュ関数Hを計算してハッシュ値h=H(m,r)を求める過程と、 ハッシュ値hと置換値c1についてデジタル署名演算して署名σ=Sig(c1,h)を生成する過程と、 メッセージmおよび乱数rの連結を共通鍵Kで暗号化し、暗号文c2=E(m‖r)を生成する過程と、 置換値c1、暗号文c2、ハッシュ値h、署名σを署名暗号(c1,c2,h,σ)として受信者の装置(以下、受信者装置と記す)に送信する過程と、 受信者装置は署名暗号(c1,c2,h,σ)を受信する過程と、 受信した置換値c1、ハッシュ値h、署名σを用いて署名σが(c1,h)に対する正しい署名であることを検証する過程と、 その検証に合格すると落し戸付き一方向性関数fの落し戸情報tkを用いて置換値c1について逆関数f-1を計算して乱数R=f-1(c1)を得る過程と、 その乱数Rについてハッシュ関数演算Gを施し、共通鍵K=G(R)を生成する過程と、 その共通鍵Kを用いて受信した暗号文c2を復号してメッセージmと乱数rの連結を求める過程と、 このメッセージmと乱数rについてトラップドアハッシュ関数Hを演算してハッシュ値h′=H(m,r)を求める過程と、 このハッシュ値h′と受信したハッシュ値hとが等しいか否かを調べる過程と、 両ハッシュ値が等しければ正しく処理された署名暗号としてメッセージmを出力する過程と を有する署名暗号方法。
IPC (2件):
H04L9/32 ,  G09C1/00
FI (2件):
H04L9/00 675B ,  G09C1/00 620A
Fターム (4件):
5J104AA09 ,  5J104AA16 ,  5J104AA18 ,  5J104EA23
引用文献:
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