特許
J-GLOBAL ID:200903018078828694

PLL回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 則近 憲佑
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-161901
公開番号(公開出願番号):特開平8-032448
出願日: 1994年07月14日
公開日(公表日): 1996年02月02日
要約:
【要約】【目的】 外部雑音による回路の誤動作を軽減するために、回路の特性を変えることなく回路の制御定数を実装時に変更できるようにすること。【構成】 チャージポンプ2から出力される位相差対応の電流をα倍する第1の電流演算回路21の前記αを第1の倍率変換回路22にて変化させると、位相差電流変換回路の位相差電流変換係数Kpを変化させる。又、フィルタ回路3から入力される電圧対応の電流を第2の電流演算回路41はα倍するが、このαを第2の倍率変換回路42にて変化させると、電圧制御発振回路4の電圧周波数変換係数Kvが変化する。第1の倍率変換回路22又は第2の倍率変換回路42のいずれか一方又は両方を変化させると、前記KpとKvの比率がKp×Kvを常に一定とした関係を保持しつつ変化される。これにより、PLL回路の回路に侵入する出力信号200への影響を最小限に調整することができる。
請求項(抜粋):
位相差電流変換係数Kpで入力される2信号の位相差を求め、この位相差に応じた電流量に変換する位相差電流変換回路と、この位相差電流変換回路から出力された電流を電圧に変換するフィルタ回路と、このフィルタ回路から出力される入力電圧に電圧周波数変換係数Kvで対応した周波数の信号に変換する電圧制御発振回路と、この電圧制御発振回路から出力された信号を分周する分周回路とを備え、前記位相差電流変換回路に入力される2信号は別途入力される入力信号と前記分周回路から得られる分周信号とであるPLL回路において、前記KpとKvの大きさをKp×Kvが常に一定となるように変化させる定数変化手段を具備したことを特徴とするPLL回路。
IPC (2件):
H03L 7/093 ,  H03L 7/08
FI (2件):
H03L 7/08 E ,  H03L 7/08 Z

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