特許
J-GLOBAL ID:200903018081337537

バンプストッパ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 吉田 俊夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-026516
公開番号(公開出願番号):特開平11-210806
出願日: 1998年01月23日
公開日(公表日): 1999年08月03日
要約:
【要約】【課題】 バンプストッパの外周に嵌合保持されて弾性伸縮部の撓み変形を抑制する拘束リングにおいて、車体等への実機搭載で路面から受ける衝撃力負荷によって拘束リングがバンプストッパから脱落する不具合を解消し、確実に保持された拘束リングによってバンプストッパの高荷重繰り返し圧縮力による荷重-撓み関係の非線形なばね特性を好転させ、バンプストッパの耐久性を高める。【解決手段】 輪環状の拘束リング20の断面形状が、ダンパ当接で衝撃外力を受ける作用始端側からみた伸縮部自由端16に臨む側を最大肉厚t2、最小内径d2とし、かつ固定端に臨む側を最小肉厚t1、最大内径d1とした漸次拡大径としたテーパ状に形成されている。これにより、衝撃外力による伸縮部15の弾性変形で、この伸縮部15に拘束リング20が抱き込まれるような引き込み力が作用し、拘束リング20を確実に保持してリング保持溝17からの脱落を防止する。
請求項(抜粋):
その一端部が固定され、他端部が自由端となっている蛇腹筒状の伸縮部の一部の外周に拘束リングを嵌合させて保持し、筒状内部に挿通されるダンパロッドのロッド軸上をダンパが衝撃外力を受けて移動して伸縮部自由端に当接し、これを圧縮変形させることにより、ダンパの移動を規制して衝撃外力を吸収緩衝すると共に、拘束リングによって伸縮部の弾性変形を抑制可能に構成したバンプストッパにおいて、輪環状に形成された拘束リングの断面形状が、ダンパの当接により衝撃外力を受ける作用始端側からみて伸縮部の自由端に臨む側を最大肉厚の最小内径とし、固定端に臨む側を最小肉厚の最大内径とする漸次拡大径をとるテーパ状に形成されていることを特徴とするバンプストッパ。
IPC (2件):
F16F 9/58 ,  B60G 7/04
FI (2件):
F16F 9/32 E ,  B60G 7/04

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