特許
J-GLOBAL ID:200903018081396770

内燃機関の始動時燃料噴射量制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石田 敬 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-203432
公開番号(公開出願番号):特開平9-053490
出願日: 1995年08月09日
公開日(公表日): 1997年02月25日
要約:
【要約】【課題】 極低温時においてクランキング回転数が高くなった場合に、燃料気化率が上昇してオーバリッチとなり始動性が悪化することを回避する。【解決手段】 機関回転数に基づいて始動時基本噴射量を補正するための機関回転数補正係数KNESTBを求める曲線を、極低温時には、低回転数側にシフトし、常温時に比べて回転数補正を低回転数のときから加える。すなわち、極低温時には、常温時の曲線?@が?Aの方向にシフトされる。具体的には、実際の機関回転数に対して、機関冷却水温度に応じた量を加え、この加算後の機関回転数NE及び曲線?@に基づき機関回転数補正係数KNESTBを求める。この機関回転数補正係数により始動時基本噴射量を補正して、最終的な始動時噴射量とする。
請求項(抜粋):
機関冷却水温度に基づいて始動時基本噴射量を算出する始動時基本噴射量算出手段と、機関回転数が増大するほど前記始動時基本噴射量を減量補正するための回転数補正係数を算出する回転数補正係数算出手段と、極低温時には前記始動時基本噴射量の減量補正の度合いが大きくなるように前記回転数補正係数を補正する回転数補正係数補正手段と、前記回転数補正係数補正手段によって補正された回転数補正係数と前記始動時基本噴射量とに基づいて始動時噴射量を算出する始動時噴射量算出手段と、を具備する、内燃機関の始動時燃料噴射量制御装置。

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