特許
J-GLOBAL ID:200903018089968382

ベーン型圧縮機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-274239
公開番号(公開出願番号):特開平5-113185
出願日: 1991年10月22日
公開日(公表日): 1993年05月07日
要約:
【要約】【目的】吸入室に溜まる液状冷媒が圧縮室に流れ込むのを防止し、液圧縮による異常圧力上昇を防止してベ-ンの損傷を防止する。【構成】主ハウジング1と偏心ロータ10とベーン17で囲まれた圧縮室18が、フロントプレート3に形成された吸入孔30を通じて吸入室5に連通しているベーン型圧縮機において、吸入室5内に位置して吸入孔30の前方に区画壁32を形成し、この区画壁32の上端に上記吸入孔30の実質的な開口部33を設け、この開口部33が吸入室5の上部位置に開口していることを特徴とする。【作用】吸入孔の開口部が吸入室の上部に開口しているから、吸入室内に溜まっている液状冷媒が圧縮室に流入するのが阻止され、圧縮室内の液状冷媒のみを加圧するので、異常圧力上昇を防止する。
請求項(抜粋):
主ハウジングと、この主ハウジング内で回転される偏心ロータと、この偏心ロータに設置されたベーンと、これら主ハウジングおよび偏心ロータならびにベーンとで囲まれ上記偏心ロータの回転により容積変化する圧縮室と、上記主ハウジングと連結されたフロントハウジング内に形成された吸入室と、上記主ハウジングとフロントハウジングを区画するフロントプレートに形成され上記吸入室の冷媒を圧縮室に導く吸入孔と、上記圧縮室で加圧された冷媒を送り出す吐出孔とを備えたベーン型圧縮機において、上記吸入室内に位置して上記吸入孔の前方に区画壁を形成し、この区画壁の上端に上記吸入孔の実質的な開口部を設け、この開口部は吸入室の上部位置に開口していることを特徴とするベーン型圧縮機。
IPC (3件):
F04C 18/344 351 ,  F04C 18/344 ,  F04C 29/10 331
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開昭61-096198

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