特許
J-GLOBAL ID:200903018090210710

符号化信号復号化装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小鍜治 明 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-229611
公開番号(公開出願番号):特開平6-077909
出願日: 1992年08月28日
公開日(公表日): 1994年03月18日
要約:
【要約】【目的】 編集等でフレームが不連続となった際、早く同期の再引き込みができ、誤復号しない符号化信号復号化装置を実現する。【構成】 同期パターン検出部2で符号化信号の同期パターンを検出する。フレーム情報抽出部3で符号化信号S1からフレーム長情報を抽出する。判定タイミング発生部4は同期パターンを基準にフレーム周期情報と付加データ情報で次の同期位置を予測する。同期状態判定部5は予測同期信号を用いて同期のアンロック,ロックを判定し同期状態情報を出力する。復号化部6は同期状態情報を利用して復号化を行う。この構成により、同期状態情報によって判定タイミング発生部4及び復号化部6の動作を制御することで、同期抜けによる同期外れを保護し、不連続な符号化信号の同期の再引き込みを高速にし、不連続点でノイズを生じないようにすることができる。
請求項(抜粋):
音声等の信号をフレーム単位で符号化し、これにフレーム同期のためのフレーム同期パターンと、フレーム周期を示すフレーム周期情報と、転送ビットレートを調整する付加データの有無を示す付加データ情報とを付加した符号化信号の復号化に用いられる符号化信号復号化装置であって、伝送路や記録媒体からの信号に誤り訂正を行い、符号化信号と訂正不能信号を出力する符号化信号再生手段と、前記符号化信号と前記訂正不能信号とから同期パターンを抽出し、同期パターン検出信号を出力する同期パターン検出手段と、前記符号化信号と同期パターン検出信号とを入力して、符号化信号中の同期パターンに対して予め定められた位置に記録されている前記フレーム周期情報と前記付加データ情報とを抽出し出力するフレーム情報抽出手段と、前記同期パターン検出信号と前記フレーム周期情報と前記付加データ情報と同期状態情報とから、前記同期状態情報に従って同期パターン検出時刻を時間基準にして前記フレーム長情報と前記付加データ情報とによって次の同期パターンが来るべき時刻に予測同期信号を出力する判定タイミング発生手段と、前記訂正不能信号と前記同期パターン検出信号と前記予測同期信号とを入力し、これらの信号によって現在の同期状態情報から次の状態を判定し、同期アンロック状態及び同期ロック状態及びその遷移状態とを示す同期状態情報を出力する同期状態判定手段と、前記符号化信号と前記予測同期信号と前記同期状態情報とを入力し、前記符号化信号を前記予測同期信号で示されるタイミングを基準として、前記同期状態情報の示す状態に従って再生信号を出力する復号化手段とを有することを特徴とする符号化信号復号化装置。
IPC (8件):
H04B 14/04 ,  G11B 20/10 351 ,  G11B 20/18 ,  H04L 7/08 ,  H04N 1/41 ,  H04N 5/04 ,  H04N 5/08 ,  H04N 7/13

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