特許
J-GLOBAL ID:200903018093868341

粒子計数方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 田中 浩 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-339707
公開番号(公開出願番号):特開平5-149863
出願日: 1991年11月27日
公開日(公表日): 1993年06月15日
要約:
【要約】【目的】 短時間に精度良く粒子の計数を行う。【構成】 複数種類の血球の混在検体から2データを各血球毎に得て、分布図データを得る。分布図データに種類ごとに固定領域を設定する(S2)。設定は固定領域に対する種類の血球が必ず該固定領域に分布するように行う。固定領域の血球の当該クラスタへの帰属度は1とする。クラスタ内の血球分布からクラスタ毎に初期重心位置を得る(S4)。固定領域外の血球の各初期重心位置への距離から各クラスタへの帰属度を得る(S6)。各血球の各クラスタへの帰属度から重付き重心を得る(S8)。初期重心位置と重付き重心位置の差が所定量であるか判断し(S10)、ノーなら重付き重心位置を用いて所定量になるまでS6乃至10を繰り返す。S10がイエスならそのときの各血球の各クラスタへの帰属度から各クラスタに属する血球数を算出する。
請求項(抜粋):
複数の種類の粒子が混在する検体をそれぞれ検査し同一粒子に対して複数種類のデータを各粒子ごとに得て粒子の分布図データを得る第1の工程と、上記分布図データに、上記各種類ごとに固定領域を、その固定領域に対応する種類の上記粒子であれば、必ずその固定領域内に分布するように設定し、これら固定領域内の上記粒子の当該固定領域に対するクラスタへの帰属度を1とする第2の工程と、上記各クラスタ内の粒子の分布を基に上記各クラスタごとに分布の初期重心の位置を求める第3の工程と、当初には前回の各クラスタの重心位置を上記各初期重心位置として、上記各固定領域外の粒子について、上記前回の各クラスタの重心位置までの距離を算出し、この距離に基づいて上記各クラスタへの帰属度を求める第4の工程と、上記各粒子は上記各クラスタへの帰属度に応じて上記各クラスタに属するものとして上記各クラスタごとに今回の重心位置を求める第5の工程と、上記前回の重心位置と上記今回の重心位置との差が所定量以下であるか否か判断する第6の工程と、第6の工程において上記差が所定量以下でなかったとき、上記前回の各クラスタの重心位置として今回の重心位置を用いて、上記差が所定量になるまで第4乃至第6の工程を繰り返す第7の工程と、上記第6の工程において上記差が所定量以下になったとき、そのとき得られている上記各粒子の上記各クラスタへの帰属度を基に上記各クラスタに属する粒子数を算出する第8の工程と、を具備する粒子計数方法。
IPC (2件):
G01N 15/10 ,  G01N 15/14

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