特許
J-GLOBAL ID:200903018097688534

浮上式磁気ヘッド

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 野▲崎▼ 照夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-259378
公開番号(公開出願番号):特開平8-102164
出願日: 1994年09月29日
公開日(公表日): 1996年04月16日
要約:
【要約】【目的】 CSS方式のハードディスク装置などに装備される浮上式磁気ヘッドにおいて、スライダと記録媒体との静摩擦力を低減し、記録媒体の始動に必要な力を低減させる。【構成】 スライダ1の接触面5,5上に薄膜素子3を保護する薄い保護膜14が形成され、その表面に保護膜14と同じ材料の薄膜15が形成されている。薄膜15の膜厚δを例えば10nm以上とすることにより、スライダと記録媒体との間に液膜が張るのを防止でき、水膜凝集による静摩擦力の増大を防止できる。また接触面5に対する薄膜15の面積比を例えば80%以下とすることにより、記録媒体との接触面積を狭くし、静摩擦力を低減できる。その結果ディスクの起動トルクを低下させることが可能になる。
請求項(抜粋):
記録媒体の始動時に、記録媒体に接触する状態から記録媒体上に浮上する姿勢となるスライダと、このスライダのトレーリング側端部に設けられた磁気検出部とを有し、記録媒体が停止したときに前記記録媒体に接触する前記スライダの接触面に、部分的な薄膜が形成されていることを特徴とする浮上式磁気ヘッド。
引用特許:
審査官引用 (6件)
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