特許
J-GLOBAL ID:200903018099952905

車両用空調装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊藤 洋二 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-158870
公開番号(公開出願番号):特開平10-236134
出願日: 1997年06月16日
公開日(公表日): 1998年09月08日
要約:
【要約】【課題】 温風案内通路の形成位置を工夫することで、車両用空調装置の体格を小さくすることを目的とする。【解決手段】 空調ケースには、エアミックスドア8の一端面が最大暖房状態において当接するシール面9aを有するシール壁9が形成されている。シール壁9下流側、つまりシール面9aの反対側には、シール壁9と温風ガイド部12にて構成されたデフロスタ用温風案内通路11が形成されている。このシール劇9の反対側には、ほとんど冷風が流れないので、このスペースを有効してデフロスタ用温風案内通路11を形成した。これにより、車両用空調装置の体格を小さくできる。
請求項(抜粋):
車室内に向かう空気通路をなす空調ケース(2a、2b)内に、冷風が流れる冷風通路(6)と、温風が流れる温風通路(7)とを設け、この冷風通路(6)と温風通路(7)との風量割合を温調用ドア(8、20、21)にて調整することで空調風の温度を調節するように構成されており、前記空調風を、車室内の上方部位に連通する上部用空気通路(13)、および前記車室内の下方部位に連通する下部用空気通路(15)の双方に送風可能な車両用空調装置において、前記空調ケース(2a、2b)内には、前記冷風通路(6)および前記温調用ドア(8、20、21)の下流側に位置し、前記空調ケース(2a、2b)の内方に向かって突出するようにシール壁(9、9d)が形成されており、前記シール壁(9、9d)は、前記冷風通路(6)の出口部をなす吹出開口部(50)を構成すると共に、前記温調用ドア(8、20)が前記空調ケース(2a、2b)内の空調風を全て前記温風通路(7)に送風する最大暖房時に、前記温調用ドア(8、20、21)と当接して前記吹出開口部(50)を塞ぐようになっており、前記シール壁(9、9d)の下流側近傍には、前記温風通路(7)からの温風を、前記上部用空気通路(13)に案内する温風案内通路(11)が設けられていることを特徴とする車両用空調装置。
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 特開平3-118207
  • 特開平3-096424
  • 特開昭61-044017
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