特許
J-GLOBAL ID:200903018104439049

ステアリングホイールの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 飯田 昭夫 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-245071
公開番号(公開出願番号):特開平11-078907
出願日: 1997年09月10日
公開日(公表日): 1999年03月23日
要約:
【要約】【課題】 リング部の被覆層表面を覆う外皮が、皮革と装飾フィルムとの2種類から構成されていても、成形時のバリ発生を抑えて、成形後の後処理を極力不要にできるステアリングホイールの製造方法を提供すること。【解決手段】 被覆層6の皮革8と装飾フィルム9との隣接部位に、両者の端末8a・9aを食い込ませるための凹溝6aを設けるように、成形型の型面に突条を形成するとともに、成形型における成形材料を注入するゲートを、リング部の軸方向における装飾フィルム9の下方側の半割状態のフィルム素材11の部位に配置させる。そして、フィルム素材10・11のセット時に、フィルム素材の端末10b・11bを突条に沿わせてリング部芯金2側に向かうように配置させ、皮革8の配設時に皮革8を凹溝6aに食い込ませて配設して、ステアリングホイールを製造する。
請求項(抜粋):
円環状のリング部が、芯金と、該芯金を被覆する合成樹脂製の被覆層と、該被覆層の表面を覆う外皮と、から構成され、前記外皮が、前記リング部のリング形状に沿って配置される皮革と装飾フィルムとの2種類から構成され、前記被覆層の成形時、型開き状態の成形型に前記芯金をセットするとともに、前記成形型の型面における前記リング部の軸方向に沿う対向面に、それぞれ、前記装飾フィルムの半割状態のフィルム素材をセットして、該フィルム素材相互の両縁を挟持して型締めした後、成形材料を前記成形型に注入して、前記被覆層を成形し、離型後、前記フィルム素材相互の縁をトリミングし、さらに、前記皮革を配設させて製造するステアリングホイールの製造方法であって、前記被覆層における前記皮革と前記装飾フィルムとの隣接する部位に、前記皮革と前記装飾フィルムとの端末を食い込ませるための凹溝を設けるように、前記成形型の型面に突条を形成するとともに、前記成形型における成形材料を注入するゲートを、前記リング部の軸方向における下方側の半割状態の前記フィルム素材の部位に配置させて、前記フィルム素材のセット時に、前記フィルム素材の端末を前記突条に沿わせて前記リング部の芯金側に向かうように配置させ、前記皮革の配設時に前記皮革を前記凹溝に食い込ませて配設して製造することを特徴とするステアリングホイールの製造方法。
IPC (4件):
B62D 1/04 ,  B29C 39/10 ,  B29C 45/14 ,  B29L 31:08
FI (3件):
B62D 1/04 ,  B29C 39/10 ,  B29C 45/14

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