特許
J-GLOBAL ID:200903018104802160
光電流を用いた被検物質の特異的検出方法、それに用いられる電極、測定用セルおよび測定装置
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (5件):
吉武 賢次
, 中村 行孝
, 紺野 昭男
, 横田 修孝
, 高村 雅晴
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-340850
公開番号(公開出願番号):特開2008-122411
出願日: 2007年12月28日
公開日(公表日): 2008年05月29日
要約:
【課題】特異的結合性を有する被検物質を光電流を用いて高感度で簡便かつ正確に検出および定量することができる方法、電極、測定用セルおよび測定装置が開示される。【解決手段】増感色素が結合した被検物質がプローブ物質を介して固定された作用電極を、対電極と共に電解質媒体に接触させ、作用電極に光を照射して増感色素を光励起させ、光励起された増感色素から作用電極への電子移動に起因して作用電極と対電極との間に流れる光電流を検出する。作用電極は、前記増感色素が光励起に応じて放出する電子を受容可能な電子受容物質を含んでなる電子受容層を有し、この電子受容層の表面に前記プローブ物質が担持される。電子受容物質は、増感色素の最低非占有分子軌道(LUMO)のエネルギー準位よりも低いエネルギー準位を有する酸化物半導体である。【選択図】図2
請求項(抜粋):
増感色素が結合した被検物質がプローブ物質を介して固定された作用電極を、対電極と共に電解質媒体に接触させ、前記作用電極に光を照射して前記増感色素を光励起させ、光励起された増感色素から作用電極への電子移動に起因して作用電極と対電極との間に流れる光電流を検出することを含んでなる被検物質の特異的検出方法であって、
前記作用電極が、前記増感色素が光励起に応じて放出する電子を受容可能な電子受容物質を含んでなる電子受容層を有し、この電子受容層の表面に前記プローブ物質が担持され、
前記電子受容物質が、前記増感色素の最低非占有分子軌道(LUMO)のエネルギー準位よりも低いエネルギー準位を有する酸化物半導体である方法。
IPC (1件):
FI (3件):
G01N27/46 U
, G01N27/46 336G
, G01N27/46 336B
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