特許
J-GLOBAL ID:200903018106521753

亜鉛系メッキ鋼板

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 潮谷 奈津夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-233292
公開番号(公開出願番号):特開平8-158067
出願日: 1995年08月18日
公開日(公表日): 1996年06月18日
要約:
【要約】【課題】 亜鉛系メッキ鋼板の化成処理性を改善するために、リン酸塩結晶のホパイトの生成を抑制し、塗装後の温水2次密着性を改善する。【解決手段】 亜鉛系メッキ層の表面に、皮膜量が金属元素の合計量換算で10〜1500mg/m2 の範囲内にあり、且つ、上記皮膜の酸素含有量が0超〜10wt.%以下の範囲内にある、Fe-Ni-O系皮膜を形成する。【効果】 Fe-Ni-O系皮膜中のNiおよびFeがリン酸塩結晶中に取り込まれるので、良好な密着性を有する化成処理皮膜となり、また、緻密で均一なリン酸塩の結晶が形成され、温水2次密着性に優れ、しかも耐食性も向上する、化成処理性に優れた亜鉛系メッキ鋼板が得られる。
請求項(抜粋):
少なくとも1方の面のメッキ層表面に、Fe-Ni-O系皮膜を形成した亜鉛系メッキ鋼板であって、前記Fe-Ni-O系皮膜の付着量は、前記Fe-Ni-O系皮膜中の金属元素の合計量換算で、10〜1500mg/m2 の範囲内にあり、更に、前記Fe-Ni-O系皮膜の酸素含有量は、0超〜10wt.%以下の範囲内にあることを特徴とする亜鉛系メッキ鋼板。
IPC (6件):
C23C 28/00 ,  C23C 2/06 ,  C23C 2/28 ,  C23C 30/00 ,  C25D 5/26 ,  C25D 9/08
引用特許:
審査官引用 (9件)
  • 特開平3-017282
  • 特公昭55-030596
  • 特公平4-050387
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