特許
J-GLOBAL ID:200903018107927877

水中の有機物質を検出するための光学的センサ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 社本 一夫 (外5名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-259439
公開番号(公開出願番号):特開平10-104163
出願日: 1996年09月30日
公開日(公表日): 1998年04月24日
要約:
【要約】【課題】 感度及び精度が高く、構成が簡単な光学的センサを提供すること。【解決手段】 水中に溶存する有機物質を直接検出するための光学的センサ10は、光学的に透明な基板15と、基板15の上に形成され且つ水に接するポリマ薄膜16とを有する検出素子11と、検出素子11の基板15の側に配置された光源部12と、検出素子11の基板15の側に配置された第1の光検出器13とを具備し、光源部12からの光を、ポリマ薄膜16と水との境界面における全反射の臨界角よりも小さく且つ該臨界角に近い値を持つ入射角でポリマ薄膜16に入射させる。基板15は、光を所定の入射角でポリマ薄膜16に結合させ且つ検出素子11で反射された光を第1の光検出器13に結合するためにプリズムの形をしている。
請求項(抜粋):
水中に溶存する有機物質を直接検出するための光学的センサであって、光学的に透明な基板と、該基板の上に形成され且つ前記水に接するポリマ薄膜とを有する少なくとも1つの検出素子と、前記検出素子の前記基板の側に配置された少なくとも1つの光源部と、前記検出素子の前記基板の側に配置された第1の光検出器と、を具備し、前記基板が、前記光源部からの光を所定の入射角で前記ポリマ薄膜に結合させると共に、前記検出素子で反射された光を前記第1の光検出器に結合するための光結合手段として機能してなり、前記所定の入射角を、前記ポリマ薄膜と前記水との境界面における全反射の臨界角よりも小さく且つ該臨界角に近い値に設定したことを特徴とする光学的センサ。
IPC (2件):
G01N 21/75 ,  G01N 21/21
FI (2件):
G01N 21/75 Z ,  G01N 21/21 Z

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