特許
J-GLOBAL ID:200903018110888122

オートフォーカス装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山口 邦夫 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-015541
公開番号(公開出願番号):特開平6-138362
出願日: 1991年02月06日
公開日(公表日): 1994年05月20日
要約:
【要約】[目的]フォーカス調整を正確にしかも迅速に行い、さらに画質の劣化を防止する。[構成]色収差を有するレンズ1を介して撮像素子2に撮像された画像情報が信号に変換され、アンプ3を介して信号処理回路4に入力される。ここで赤色信号Sr、緑色信号Sg、青色信号Sbに分離されて、色信号Sr,SbがHPF7R,7Bに入力される。ここで色信号Sr,Sbの低域成分が除去されて振幅値が抽出され、この振幅値がCPU8に入力される。CPU8で各振幅値が比較されてレンズ1の位置が判断され、次に緑色光LGがジャストフォーカス状態になる位置にレンズ1が移動制御される。この状態では赤色光LRと青色光LBがぼけ状態であり、この2色光LR,LBの色信号Sr,SbがFIRフィルタ5R,5Bでぼけ修正される。したがって、このオートフォーカス装置では、フォーカス調整を正確にしかも迅速に行なうことができ、画質の劣化も防止できる。
請求項(抜粋):
所定の色収差を備えたレンズと、このレンズを介して、被写体を撮像する撮像手段と、この撮像手段から出力される色信号の振幅値を検出する振幅値検出手段と、この振幅値検出手段の検出結果を上記色信号間で比較し、この比較結果に基づいて、上記レンズで上記被写体を撮像した際の焦点位置情報を検出する焦点位置情報検出手段と、上記色信号に上記レンズの点像分布関数の逆関数をたたみ込むことにより、上記色信号を修正し、上記色信号の撮像に供した撮像面から所定距離だけ離れた仮想面に形成される上記被写体の像を再現する手段とを備えたことを特徴とするオートフォーカス装置。ただし、上記点像分布関数は、上記レンズを介して点光源を撮像して上記仮想面に点像を形成した際に、上記仮想面の点像に対応して、上記レンズが上記撮像面に形成する上記点光源の像を表わすインパルス応答である。
IPC (3件):
G02B 7/28 ,  H04N 5/232 ,  H04N 9/04

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