特許
J-GLOBAL ID:200903018111591417

分岐孔を有する摺動体内蔵型高圧流体用部材

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 押田 良久
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-066250
公開番号(公開出願番号):特開平10-318084
出願日: 1998年03月02日
公開日(公表日): 1998年12月02日
要約:
【要約】【課題】 分岐孔の下端内周縁部における引張応力の発生を圧縮残留応力により相殺して効果的に抑制して分岐孔部における内圧疲労強度を向上させ、耐久性に優れ、亀裂の発生による流体洩れをなくして確実にして安定した機能を発揮することができる高圧流体用部材を提供する。【解決手段】 円形の内周面からなる流通路を有し、該流通路に摺動体を内蔵する高圧流体用部材の軸方向周壁部に設けた少なくとも1つのボス部に前記流通路に通じる分岐孔を有し、前記流通路に摺動体を内蔵する高圧流体用部材において、前記分岐孔の流通路開口端部の少なくとも一部が突出するように前記ボス部の軸方向に外圧方式にて押圧力を付与し、しかる後前記突出部を取除いて真円の内周面となして、下端内周縁部に圧縮応力を残留させた分岐孔を形成する。
請求項(抜粋):
その軸芯方向内部に流通路を有し、かつ軸方向の周壁部に設けた少なくとも1つのボス部に前記流通路に通じる分岐孔を有し、前記流通路に摺動体を内蔵する高圧流体用部材において、前記分岐孔の流通路開口端部の少なくとも一部が突出するように前記ボス部の軸方向に外圧方式にて押圧力を付与し、しかる後前記突出部を取除いて真円の内周面となしたことを特徴とする分岐孔を有する摺動体内蔵型高圧流体用部材。
IPC (3件):
F02M 55/02 330 ,  F02M 55/02 ,  F16L 41/04
FI (3件):
F02M 55/02 330 D ,  F02M 55/02 330 C ,  F16L 41/04

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