特許
J-GLOBAL ID:200903018123253100

スタータ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石黒 健二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-103143
公開番号(公開出願番号):特開2002-303236
出願日: 2001年04月02日
公開日(公表日): 2002年10月18日
要約:
【要約】【課題】 ピニオン1がリングギヤ2と噛み合っている時に、両者間のバックラッシを無くしてピニオン1の微動を防止できること。【解決手段】 ピニオン1は、軸方向に二分割された第1ピニオン1Aと第2ピニオン1Bとを有している。第2ピニオン1Bは、突起部10の先端がピニオンストッパ12に当接した時点で移動を停止するが、第1ピニオン1Aは、更に長さLだけ移動してピニオンストッパ12に当接する。その結果、両ピニオン1A、1Bの相対回転を規制していた傾斜面同士の間にギャップが生じるため、周方向作動スプリング9に付勢された両ピニオン1A、1Bがギャップを埋める方向に相対回転する。これにより、第1ピニオン1Aの歯1aと第2ピニオン1Bの歯1bとが周方向にずれて歯ズレを生じ、この歯ズレがピニオン1とリングギヤ2との間に設定されるバックラッシを無くすことになる。
請求項(抜粋):
軸方向に可動するピニオンを有し、このピニオンを軸方向に押し出してエンジンのリングギヤと噛み合わせ、前記ピニオンから前記リングギヤへ回転力を伝達してエンジンを始動させるスタータであって、前記ピニオンは、軸方向に二分割されて、前記リングギヤ側に位置する第1ピニオンと、反リングギヤ側に位置する第2ピニオンとを有し、前記第1ピニオンの歯と第2ピニオンの歯とが周方向にずれた状態を歯ズレと呼ぶ時に、前記第1ピニオンと第2ピニオンとが前記リングギヤに噛み合った後、前記第1ピニオンと第2ピニオンとを周方向に所定量相対移動させて前記歯ズレを発生させる歯ズレ発生機構を有していることを特徴とするスタータ。
FI (2件):
F02N 15/02 A ,  F02N 15/02 C

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