特許
J-GLOBAL ID:200903018126077434

高周波回路用逓倍装置及びそれを用いた周波数変換装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 滝本 智之 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-086385
公開番号(公開出願番号):特開平10-284942
出願日: 1997年04月04日
公開日(公表日): 1998年10月23日
要約:
【要約】【課題】 携帯電話やコードレス電話やページャなどの移動体通信機器に利用される高周波回路用逓倍装置とそれを用いた周波数変換装置において、高周波回路用逓倍装置の逓倍効率を向上させ、高調波スプリアスレベル特性が劣化するのを防ぐことを目的とする。【解決手段】 高周波回路用逓倍装置99の逓倍数を第1のトランジスタ41と第2のトランジスタ42に分配し、前記第1のトランジスタ41と前記第2のトランジスタ42を6端子構造の1つのパッケージで構成し、少なくとも2つ以上の接地端子に分割することにより、高周波回路用逓倍装置99の逓倍効率を向上させ、高調波スプリアスレベル特性が劣化するのを防ぐことができる。
請求項(抜粋):
第1のトランジスタのエミッタを接地し、前記第1のトランジスタのベースを第1のコンデンサを介して入力端子に接続するとともに第1の抵抗を介して前記第1のトランジスタのコレクタに接続し、前記第1のトランジスタのコレクタを第1の並列共振器を介して第2の抵抗の一端に接続するとともに第1の帯域通過フィルタを介して第2のトランジスタのベースに接続し、前記第2の抵抗の一端を第2のコンデンサを介して接地し、前記第2の抵抗の他端は電源端子に接続するとともに第3のコンデンサを介して接地し、前記第2のトランジスタのベースを第3の抵抗を介して第4の抵抗の一端に接続し、前記第2のトランジスタのコレクタを第2の並列共振器を介して前記第4の抵抗の一端に接続し、前記第4の抵抗の一端は第4のコンデンサを介して接地し、前記第4の抵抗の他端を電源に接続し、前記第2のトランジスタのコレクタを第2の帯域通過フィルタを介して出力端子に接続し、前記第1のトランジスタと前記第2のトランジスタを6端子構造の1つのパッケージで構成し、少なくとも2つ以上の接地端子に分割することを特徴とした高周波回路用逓倍装置。
IPC (3件):
H03B 19/14 ,  H03D 7/00 ,  H03D 7/12
FI (3件):
H03B 19/14 ,  H03D 7/00 E ,  H03D 7/12 A

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