特許
J-GLOBAL ID:200903018128897242

蛇籠工

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-212387
公開番号(公開出願番号):特開平11-021848
出願日: 1997年07月03日
公開日(公表日): 1999年01月26日
要約:
【要約】【課題】従来の菱形金網を地網とした蛇籠は、クレーン等で吊り上げたとき膨出し型崩れするので設置場所で籠体を組み立て手作業で石詰めしてきた。従って作業能率は低く大規模工事や河川の乾期の工期短縮工事には適さない。本発明は蛇籠工を機械化しようとするものである。【解決手段】(イ)亀甲金網を地網として籠体を形成し、(ロ)上端を突出して地中に建て込んだ管材に籠体を吊り込んで納置し、(ハ)籠体にバケット等で石詰めした後、管材からクレーン等で吊り上げて抜脱し、設置場所に運搬、設置する。
請求項(抜粋):
(イ)所定幅、所定長さの亀甲金網(1)を横方向に中空円柱形状に巻き、両側縁部を当接して、螺旋形状の閉じ線(2)を介して縫合し、円柱形状の上端及び下端に於いては鋼線を円周方向に網目に挿通して円環(3)を形成し、上端は開放状態で下端は巾着締めして下底とした籠体(4)を形成し、(ロ)上記籠体(4)が挿脱自在の適宜大きさの支持管(5)を、上端を地上に突出して地中に鉛直に建て込み、支持管(5)の上端を跨いで架台(7)を設けホッパー(6)を滑動可能に装備してなる石詰装置(8)を設け、(ハ)籠体(4)を上記石詰装置(8)の支持管(5)の中に吊り込み、ホッパー(6)に詰石を投入して籠体(4)に充填し、籠体(4)の上端の円環(3)を縮径して巾着締めし、籠体(4)を吊り上げて支持管(5)から抜脱し、所定場所に運搬、設置する、以上を特徴とする蛇籠工。

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