特許

J-GLOBAL ID：200903018129849292

ゴム組成物

発明者： 八柳 史
出願人/特許権者： 横浜ゴム株式会社
代理人 (1件)： 石田 敬 (外2名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平9-042506
公開番号（公開出願番号）：特開平10-237230
出願日： 1997年02月26日
公開日（公表日）： 1998年09月08日
要約：

【要約】【課題】 加硫ゴムのtanδのバランスに優れ、耐摩耗性の改良された、タイヤトレッド用ゴム組成物に使用するのに好適なゴム組成物を提供する。【解決手段】 原料ゴムAのラテックス(固形分)、カーボンブラック及び軟化剤を特定量含むゴムラテックス混合物を凝固、脱水及び乾燥して得られるカーボンブラック含有ゴム組成物と、平均ガラス転移温度が-120°C〜-15°Cの原料ゴムB及び軟化剤とを特定の量で密閉式ミキサーで混練してなり、原料ゴムAの平均ガラス転移温度と原料ゴムBの平均ガラス転移温度とが特定の関係にあり、かつカーボンブラック含有ゴム組成物中のゴムポリマーに対するカーボンブラック濃度FMAS と、密閉式ミキサーで混練後のゴムポリマーに対するカーボンブラック濃度FCOM との比が特定の範囲にあるゴム組成物。

請求項（抜粋）：

少なくとも一種の原料ゴムAのラテックス50〜90重量部(但し固形分換算)、カーボンブラック40〜100重量部及び軟化剤70重量部以下を含むゴムラテックス混合物を凝固、脱水及び乾燥して得られるカーボンブラック含有ゴム組成物と、合計ゴム量が100重量部となる量の平均ガラス転移温度TgBが-120°C〜-15°Cの少なくとも一種の原料ゴムB及び合計軟化剤量が80重量部以下となる量の軟化剤とを密閉式ミキサーで混練してなり、原料ゴムAの平均ガラス転移温度TgA(°C)と原料ゴムBの平均ガラス転移温度TgB(°C)とがTgB+10(°C)≦TgAの関係にあり、かつカーボンブラック含有ゴム組成物中のゴムポリマーに対するカーボンブラック濃度FMAS と、密閉式ミキサーで混練後のゴムポリマーに対するカーボンブラック濃度FCOMとの比FMAS /FCOM が1.2〜3.0であるゴム組成物。

IPC (3件)：

C08L 21/02 ,  C08L 21/00 ,  C09C 1/48

FI (3件)：

C08L 21/02 ,  C08L 21/00 ,  C09C 1/48