特許
J-GLOBAL ID:200903018137095400

吹出口装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 平井 安雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-357265
公開番号(公開出願番号):特開2000-179929
出願日: 1998年12月16日
公開日(公表日): 2000年06月30日
要約:
【要約】【課題】 簡略な構造で結露を防止することができる吹出口装置を提供する。【解決手段】 開口枠体2内側に案内部支持体4が配設され、空気調和用気体を吹出す複数の気流案内部5が案内部支持体4に取付けられると共に、案内部支持体4と開口枠体2の額縁部2bとの間に上流側の開口領域2aに連通する隙間部分6が形成され、この隙間部分6から気流を案内部支持体4表面に沿わせて吹出せることから、気流案内部5からの空気調和用気体の吹出しで空気調和対象空間内のより暖かい気体が案内部支持体4表面付近まで誘引されても、隙間部分6から案内部支持体4表面に沿って吹出される空気調和用気体が暖かい気体と冷えた案内部支持体4との接触を妨げることとなり、暖かい気体の接触による案内部支持体4表面への結露を防止でき、吹出口やその周辺の美観を保てる。
請求項(抜粋):
所定形状の開口領域を内側に有する略枠状体で形成され、当該略枠状体の前記開口領域を通り抜ける方向におけるいずれか一方の端部に開口領域側及び開口領域に対する外側へそれぞれ所定幅突出する額縁部が形成され、空気調和対象となる空間に面する天井もしくは壁の所定位置に前記額縁部を前記空気調和対象空間側に向けて配設され、前記開口領域を通じて空気調和用の気体を空気調和対象空間側へ流通させる開口枠体と、前記開口枠体の少なくとも開口領域に面する内周側に沿って所定の厚さで配設される断熱材と、前記開口枠体の開口領域横断面に略等しい形状の略板状体で形成され、当該略板状体に所定形状の取付孔が所定の配置で複数穿設され、前記開口枠体の開口領域側に突出する額縁部より上流側に所定寸法離れた開口枠体内側位置に前記断熱材を介して配設される案内部支持体と、前記空気調和用気体を通す所定形状の吹出孔が形成され、前記案内部支持体の各取付孔に配設される複数の気流案内部とを備え、前記案内部支持体縁部分と前記開口枠体の額縁部との間に生じる隙間部分が案内部支持体より上流側の開口領域に連通し、前記隙間部分から空気調和用気体を案内部支持体表面に沿わせて案内部支持体中央側へ吹出すと共に、前記各気流案内部の吹出孔から空気調和用気体を空気調和対象空間へ所定の向きに吹出すことを特徴とする吹出口装置。
Fターム (2件):
3L080BA10 ,  3L080BE05

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