特許
J-GLOBAL ID:200903018138160132

定着装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 藤岡 徹
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-337523
公開番号(公開出願番号):特開平8-185073
出願日: 1994年12月28日
公開日(公表日): 1996年07月16日
要約:
【要約】【目的】 本出願に係る第1の発明は、定着ローラまたは加圧ローラに巻き付いた紙を自動的に除去できる定着装置を提供することを目的としている。【構成】 加圧ローラ3に対向するように反射型フォトセンサー13を配設し、また、該センサー13によって加圧ローラ3に紙P-aが巻き付いていると検知したら、加圧ローラ3をC方向へ反転させる定着ローラ反転手段を配設する。さらに、加圧ローラ3がC方向へ回転した時に加圧ローラ3に巻き付いた紙P-aの後端部P-a-1を剥離させる巻き付き紙分離爪15を、加圧ローラ3に回転軸15-aを中心として引っ張りばね16によって所定の圧で付勢する。これにより、加圧ローラ3がC方向へ反転すると、紙P-aは巻き付き紙分離爪15により加圧ローラ3から分離され、ローラ17、18によって搬送され、複写機本体のケース中に落とされる。
請求項(抜粋):
転写材を挟持圧接して、該転写材に画像を定着せしめる定着ローラ及び加圧ローラと、該定着ローラもしくは該加圧ローラに対して接離自在であり、定着後の転写材を該定着ローラもしくは該加圧ローラから剥離させる分離爪を有する定着装置において、上記定着ローラまたは加圧ローラに巻き付いた転写材の有無を検知する検知手段と、巻き付いた転写材が有ることを該検知手段により検知した場合に、上記定着ローラまたは加圧ローラを定着時の回転方向とは逆方向に回転させる正逆反転手段と、該正逆反転手段により上記定着ローラまたは加圧ローラを定着時の回転方向と逆方向に回転させた場合に、巻き付いた転写材を上記定着ローラまたは加圧ローラより剥離させる巻き付き転写材分離爪とを有していることを特徴とする定着装置。

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