特許
J-GLOBAL ID:200903018149773403

エンジンの潤滑装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 恩田 博宣
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-177011
公開番号(公開出願番号):特開平5-026024
出願日: 1991年07月17日
公開日(公表日): 1993年02月02日
要約:
【要約】【目的】エンジンの低回転時におけるオイルポンプの負荷軽減と、動弁系での摩擦損失低減との両立を図る。【構成】メイン経路3からはクランクシャフト系潤滑経路4及び動弁系潤滑経路5が分岐しており、オイルポンプ7の作動により、潤滑油が両潤滑経路4,5を介してクランクシャフト系A及び動弁系Bに供給される。オイルポンプ7吐出側にはリリーフ弁10が設けられ、同リリーフ弁10はエンジン回転数が所定値以下のときには第1リリーフ圧にてオイルポンプ7の潤滑油をリリーフさせ、所定値より大きいときには第1リリーフ圧より高い第2リリーフ圧にて前記潤滑油をリリーフさせる。また、供給割合調整弁11はエンジン回転数が所定値以下のときには、その所定値より大きいときに比べて動弁系潤滑経路5への潤滑油が多くなるように、前記両潤滑経路4,5への潤滑油の供給割合を調整する。
請求項(抜粋):
オイルポンプ吐出側のメイン経路を2つに分岐してクランクシャフト系潤滑経路及び動弁系潤滑経路を形成し、エンジンの駆動にともなう前記オイルポンプの作動にて潤滑油をクランクシャフト系及び動弁系に供給するようにしたエンジンの潤滑装置において、前記オイルポンプ吐出側のメイン経路に設けられ、エンジン回転数が所定値以下のときには第1リリーフ圧にてオイルポンプの潤滑油をリリーフさせ、前記エンジン回転数が所定値より大きいときには前記第1リリーフ圧より高い第2リリーフ圧にてオイルポンプの潤滑油をリリーフさせるリリーフ弁と、前記エンジン回転数が所定値以下のときには、その所定値より大きいときに比べて動弁系潤滑経路への潤滑油の供給割合が多くなるように、前記クランクシャフト系潤滑経路及び動弁系潤滑経路への潤滑油の供給割合を調整する供給割合調整弁とを備えたことを特徴とするエンジンの潤滑装置。

前のページに戻る